こてる32を作る-15 胴体尾部の細工
胴体は形になりましたが不十分なところがあります。主翼のような大物に取り掛かる前に細工しておきます。
垂直安定板まわり
垂直安定板を取り付けるのですが前縁と胴体のギャップをふさがなければなりません。
スクラップバルサに垂直安定板の前縁に合うように丸い溝を彫ります。
結構うまくはまりました。
胴体にはまるようにトリミングして垂直安定板の前縁に接着し、
胴体に取り付けます。
垂直安定板の支えになるブロックと垂直安定板の間に隙間があるので薄くそいだバルサでふさぎます。クリア仕上げにする予定ですからボロが目立たないようにバルサパテの使用は最小限にします。
タイトボンドのような水性接着剤だと水気でバルサがヘナヘナになって差し込みにくくなるのでセメダインCをつけて差し込みます。
胴体下部のひれ
胴体下側のひれは部品の切り出しに失敗して前の方の寸法が足りなかったので前の方にバルサを足しました。
ひれと胴体の間に接着した三角材が逆Rになるように丸めたペーパーで削りますが、大事なところが削れないようにマスキングテープで保護します。
ラダーコントロールワイヤの出口
長方形の穴だったラダーコントロールワイヤの出口をペーパーでならすと目立たなくなりました。写真がピンボケだと無垢のバルサに斜めの穴を開けたとの遜色ない仕上がりに見えます。
胴体後部の粗削り
欠陥を修正した胴体尾部を120番のペーパーで粗削りしました。垂直安定板と胴体の後ろ端にできた段差は2mmバルサを貼って埋めました。
アラが目立たなくなりました。凹面を整形するには丸いものにペーパーを巻いたものを使いました。
胴体全体の整形や艤装の最中にあちこちにぶつけますから保護しておきます。