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ENYA 41-4C、1年ぶりの運転、熱ダレの動画が撮れた

 僕は可動機をほぼ2か月単位くらいで順番に飛ばしています。こてる40が修理中になったのでこてる41-4Cを飛ばす順番を繰り上げました。こてる41-4Cはほぼ1年ぶりの飛行です。
 この日は(10月29日)はENYA 40XZのサブマフラーの実験の前に4回飛ばしました。


 ENYA 41-4Cを積んでいるから「こてる41-4C」です。謎の配管や電極やら変な仕切り板が付いています。排気パイプ(排気マニホールド、エキパイ)は純正ではありません。
 この写真は、4回飛ばした後でもエンジンルームがきれいなままなことを自慢したくて撮ったのですが写真にしたら何もわかりません。言葉で説明すれば、エンジンはドライなままでキャブレターのスロットルローター周りやガスケット周りに油がにじむ程度です。

 エンジンルームをきれいに保つため、機首の上側は吹き返しがエンジンルームに逆流しないようにするための空間になっています。この空間に溜まったオイルが漏れだすのでテープで密封しているのですがテープの継ぎ目からオイルが流れています。この機体を作っている途中で思いついた工夫なのでその場しのぎ感があります。
 ENYA 41-4Cについては「ENYA 41-4C運用記」のシリーズをご覧ください(このシリーズは人気がなかったなあ)。


 機体については「ENYA 41-4C搭載機の飛行」をご覧ください。

 4サイクルエンジンをひまし油燃料で回すと(SAITOの取説で指摘されているとおり)シリンダーヘッドから排気系にかけてのカーボンの堆積が大変なことになるのでこのエンジンには市販のニトロ20%の合成油系燃料を使っています。APC10.5×6を元気よく回しています。

熱ダレの動画

 以前のブログ記事でOS 32SXとENYA SS35との比較実験をして、リング入りなら熱ダレが起きにくいと書きましたが、「起きにくい」だけで「起きない」わけではありません。
 ENYA 41-4Cでの熱ダレの様子の動画がうまいこと撮れました。

 ENYA 41-4Cは全開運転にして数秒後に吹き上がって11,900r.p.m、瞬間的に12,000r.p.mが出ます。

 全開運転を続けると段々回転が下がって、30秒後に11,600~11,500r.p.mくらいで落ち着きます。
 ここで「こんなはずじゃないもっと回転が出るはずだ」と考えて変にニードルをいじると危険な状態になりそうです。リング入りなのですが、さすがに50リットル以上回したためでしょうか「熱ダレ」が出ているんでしょう。


 APC10.5×6を11,500r.p.mで回すということは、標準マフラー装備の32エンジンを3%ニトロで運転するのと同じくらいの力が出ていることになります(僕の感覚)。スロットルレスポンスが2サイクルエンジンより鋭いので結構気に入っています。
 飛ばしてみて気が付くのは、垂直降下させたときのブレーキ効果が2サイクルエンジンより強いということです(実際には同じ寸法の機体に2サイクルエンジンを乗せたら、垂直降下で速度が落ちなくて戸惑ったという経験があります)。ウインドミル効果とかいうものが働いているんでしょうが、4サイクルエンジンで強く働くのはなぜなんでしょう。ポンピングロスが大きいんでしょうか。


 



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