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OS FS 52S サーパスをいじる③ テストベンチの準備

 OS FS52Sについて前のブログ記事で「いずれ試運転したいと思います」と書きましたが「いずれ」がすぐにやってきそうです。

テストベンチ 

 テストベンチはOS46SF、55AXの試運転に使ったものです。マウント寸法が同じで取付け部の後ろに余裕があるのでFS 52Sを取り付けることができます。ホームセンターの端材コーナーで買った材料で作ったベンチですがスロットルのリンケージは高級なボールリンク仕様になっています。
 テストベンチ(テストスタンド)で試運転するといっても、FSα 56、FS62VやSAITOのFA-62Bと力比べをするとかいうことはありません。
 クランクケース換気システムを作動させない時とさせた時の運転状態の違いを知るのが目的です。

スロットルリミットデバイス

 OS FS52Sサーパスにはアイドルストップスクリュー(ENYAでは「スロー調整ビス」、YSでは「バルブリミットスクリュー」)がありません。
 機体に乗せるのならアイドルストップスクリューは無くても困らないし、アイドリングのときにリンケージが突っ張るとかの不都合が起きるかもしれないので無い方が良いくらいです(だからOSやSAITOは付けていない?)。考えてみればENYAやYSのエンジンでも機体に積んだ後ではアイドルストップスクリューはいじることはほぼありません。


 でもテストベンチで運転するときは困ります。

 これはアメリカ製のテストスタンド(Test BenchじゃなくてTest Stand)です。こういう高級なテストベンチ(テストスタンド)にはスロットルバルブを任意の位置で固定できるデバイスが付いています。スロットルコントロールロッドの動きを規制するストッパー的な機能もありそうです。このような高級品のマネはしない(できない)もののスロットルバルブが閉じ過ぎないようにする工夫をします。

 スロットルコントロールロッドにホイールリテーナーを利用したストッパーを付け、ベンチ側にはストッパーを受けられるような引っ掛かりを作りました。名付けて「スロットルリミットデバイス」(絞り弁規制装置)です。
 ショボい簡潔な仕組みで、微妙な調整はやりにくそうですがスロットルが閉まりすぎる危険を減らすことが期待できます。
 ゴムの弾力で任意の位置でスロットルを固定できそうですし、ゴムのかけ方を工夫すればロッドが自然にアイドリング位置に戻るような運用もできそうです。
 もっと良い工夫をしている人がいるのでしょうが探しても見つからないのでアップしました。

耐グロー塗装

 テストベンチの一部は生地がむき出しなので耐グロー塗装をします。

 塗料は懐かしいカシューです。ウレタンがなかった(模型用が入手できなかった)1960年代まではラジコンボートの塗装に使われていたと思います。漆の代用としての需要が多いのか、今でもホームセンターで売っています。
 カシューは塗膜に柔軟性がないこともあって出番がなかったのですが無駄にするのももったいないのでこういうものに使うことにします。クリヤの他に黒も持っていますが黒くすると仏壇のようになります。

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