リモートID特定区域、機体が増えた?では変更届だ
6月24日の記事で書いたように改正航空法施行後に新たに機体が登録されることに備えて練習しました。
実際に変更届を出してみる
今日(29日)、「2機登録したのでよろしく」という連絡が来ました。練習の成果を発揮する機会が思いのほか早くやってきました。
登録記号を教えてもらってExcel表に転記(メールに添付してあったノートブックからコピペ)します。Excel表では事前登録した機体の登録記号を掌握するほか、施行後に登録した機体の登録記号を追加前と追加後に分けて書いておきます。
ドローン登録システム(DRS)へのログインから機体情報の入力までは前の記事のとおりです。
機体情報入力の画面でExcel表からコピペした登録記号を追加します。作業としてはこれだけで、あとはチェックを入れたりボタンを押していくだけです。
「入力情報の確認」を押してスクロールすると登録記号が3機分入っています。1機目は6月20日に届け出たものです。「安全確保措置の確認」の項目にチェックを入れないと次に進めません。
届出提出を押します。
2~3分で国交省からメールが来たので素直にチェックします。
上手くいったようだ
めでたく認証されました。
ドローン登録システムの画面に戻って届出一覧を見ると今日(6月29日)届出を出した分が記載されています。届出番号は変わっていません(当たり前)。届出状況は「届出事項確認中」になっています。届出を提出したら直ちに「届出完了」にはならないようです。登録記号が真正なものかどうかとかを確認するのでしょうか。
そうこうしているうちに国交省からまたメールが来ました。ひょっとしたら確認作業がもう終わったのか?と期待しましたがそういうわけではありませんでした。
今日はここまでです。最初に届け出たのは20日、届出番号が出されたのは23日ですから今週中には確認作業が終わって届出完了になるかもしれません。そうすれば今週末には新しく登録した機体を飛ばすことができます。
リモートID特定区域人柱実験のシリーズは「届出完了」になれば完結になります。
機体が増えるたびにこの作業を繰り返すのは少々手間ですが、やってみればそんなに難しいことはありませんでした。ラジコン電波安全協会(RCK)が上手いやり方を考えてくれるのでしょうがそれまでのつなぎにはなります。
クラブ員とビジターのログインIDを入力すれば登録記号が自動的に追加されるという仕様になると楽になるのですが。
個人的見解
そもそも論として「製造者名」を「日本模型航空連盟規定による機体仕様限界」、「型式名」を「所有者の所属クラブ」として登録するというのはガバガバな管理です。というより管理を放棄しています(管理をラジコンクラブに丸投げ)。
機体の登録がこれくらいガバガバなのにリモートID特定区域とその上空を飛ばすラジコン機を紐づけなければならないという厳しい運用はバランスを書いている気がします。
リモートID機能がないラジコン機は特定区域の上空でしか飛ばしてはならない。でも、別にどの特定区域でもいいよ、という運用で十分じゃないでしょうか。法令の文言を変えずとも解釈でどうにかなりそうな気もします。