こてるRCGFの再生㊹、初飛行は成功・・かな?
最後の準備
実際飛ばすにはいろいろな準備が必要です。
サブマフラー周り
胴体側の補強用の合板に塗ったエポキシが硬化したのでサブマフラーを取り付けました。
サブマフラーにステーを取り付けた状態でステーに両面テープを貼り貼りつける位置を決めます。
こてるNGHでサブマフラーのステーを両面テープで固定して数回飛ばした実績はありますが両面テープでステーを固定して大丈夫か不安です。
底板が壊れるよりサブマフラーが脱落する方がいいと考え、人柱になる覚悟で実験します。
Oリングで止めたわけですがサブマフラーを引っ張れば浮き上がる程度の強さで締めています。機体の裏側で目立たないといはいえ、その場しのぎで思いついたことなので不格好です。
設計上の欠陥もあります。
タンクの空気抜きのチューブの出口がこれでは消防法的にはアウトでしょう。ビニールチューブに癖がついていて自転車の空気入れに接触していたのでアルミパイプを通してテープで止めました。対策が必要です。
本式にサブマフラーを付けてみると小型マフラーのテールエンドの出口が胴体底板と同一平面くらいです。サブマフラー室が排油でギトギトになるという事態は避けたいので作り直さなければなりません。
配線
配線がぶらぶらしないように配線止めの金具でまとめます。キルスイッチのコードはとりあえずマスキングテープでまとめました。
重心位置
重心位置をもう一度確認しました。
カウルなし、カウルの代わりのスピンナー付きで33%くらいです。とりあえずこれで飛ばします。
初飛行
9時前に飛行場に出発。飛行場は快晴、ほぼ無風です。トンビがたくさん飛んでいます。カラスまでソアリングしています。もちろんカラスですからトンビのようには飛べません。1周くらい輪を描くと我慢できずに羽ばたきます。動画を撮りましたが動画のアップの仕方が分かりませんから画像はありません。
トンビと一緒にルフト改を飛ばしました。
1回目の飛行は40秒のモーターランで14分飛びました。こてるRCGFの飛行後にもう一回飛ばしたときは40秒のモーターランで27分飛びました。充電しなくてもあと3~4回は飛ばせそうです。
ルフト改を飛ばして心を落ち着けたところで初飛行です。
遺影になるかもしれない記念写真を撮りました。カウルがないと間抜けな感じです。機首の重さを稼ぐためにスピンナーを付けています。
やはりキャノピーのシルエットが気に入りません。もう少し現代的な感じにしたいところです。新しいデザインのキャノピーの設計図ができていますから作り直そうかなという気になります。
ガソリンを給油して初飛行です。
エレベーターを気持ち引かなければ離陸しませんでした。高度をとって確認するとかなりダウントリムです。トリムを10コマくらい動かさなければならないのですぐに降ろしてリンケージを直して送信機側のトリムをゼロにしました。
2回目の飛行で悲劇が起きました。2~3回目の前を往復させたら落下増槽を切り離すか爆弾を投下するような感じでサブマフラーが外れました。
両面テープの部分がはがれています。片方の銅管エルボと最後尾のステーを除き、サブマフラー一式がすべてなくなっています。サブマフラーの費用は大したことはありませんがかけた手間は大変なものです。
幸い川と茂みの間の砂地に落ちているのを発見して回収できました。なくなった部品は最後尾の押さえ板とOリング1本だけです。
飛ぶことはわかりましたがサブマフラーの固定方法を考え直さなければなりません。
懸念していた排気口ですが運転時間が短かったこともあってか(120cc消費)排油があまりついていません。尾管の仕様はこのままにしてしばらく運用してみます。
初飛行は成功・・・かな?
飛行特性を掌握するほどは飛ばせませんでしたがエルロントリムは全くいじらずに済みました。
サブマフラーが外れてからすごい爆音になったのですぐにアイドルよりやや上の低速運転にしましたが、飛行機の速度が落ちてもプカプカ浮いて頭を下げてくれません。パターンやアクロをやるには良い設定かもしれません。
土日は雨の天気予報ですから初飛行シーズンツーに向けた準備をゆっくりすることができます。