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クリヤ塗装の雑な仕上げと丁寧な仕上げ

 前回のブログで「諸般の事情でラジコンどころではなくなりました」と書きましたが「諸般の事情」が小康状態になったのでブログを再開することにします。
 とはいってもラジコン以外が多忙なので小さなネタをしょぼしょぼと上げる程度です。

細かい部品(脚取付け部のカバー)を仕上げる

 こてる32でカーボンの脚が外れたので主脚を「差し込み式ピアノ線後傾脚」仕様に変えました。

 

 脚はうまく機能したのですがご覧のとおり、機首の下部に違和感があります。
 上記のブログで脚取付け部のカバーを新しく作って取り付けることにします。と予告したとおり脚取付け部のカバーを作りました。
 空気抵抗を減らすとか機首回りの気流の流れを改善するとかの効果を期待してのことではなく、美観の向上を目的としたものです。

 カウルから胴体下部の切り欠かれたようになっている所をふさぐように5mmバルサで作りました。脚が出るところに現物合わせで溝を切るのが結構な手間でした。


雑な仕上げときれいな仕上げ

 脚取付け部カバーは目立たないところだし脚が曲がれば壊れるところなので、「グロー燃料が浸み込まなければいいや」と考えてエポキシ樹脂を2回塗った後にウレタンを吹くという簡単な仕上げにしました。

 仕上がり具合はこんな感じです。いちおう蛍光灯の像が写っている程度の光り具合にはなりましたが近寄るとアラが見えます。

 塗装環境が悪いのでほこりが付き放題です。地面が乾いて風が吹いていました。
 このほかのアラとして細かい傷が消えていないという問題があります。
 エポキシ樹脂を2回塗った後、320番で水研ぎし、一応塗膜が形成される程度(表面に付いた塗粒がくっつきあう程度)にウレタンを軽く吹きました。吹いた直後はテラテラ光っていたのですがシンナーが飛ぶと320番のペーパーの目が出てきました。
 800番で水研ぎしてもう一回クリヤを吹けば消えるのですがそういうことはしないで雑な仕上がりのままにします。


 「塗装がヘタだな」と言われるのが悔しいので(実際にヘタなんですけど)丁寧な仕上がりの方もご覧に入れます。

 こてる32のカウルです。微妙に木目(導管)が残っているところが塗り物の茶碗のようだと好評?です。
 脚取付け部カバーと違ってペーパーの目は見えません。こちらはエポキシを塗る段階でかなり平滑にし、1回目のウレタンを塗った後、800番で研いで仕上げのウレタンを吹きました。
 吹いた後すぐに車の中に入れてほこりが付かないようにしたので吹きっぱなしでも結構な仕上がりになりました(僕の基準の話ですけど)。


 800番で320番のペーパーの跡をしっかり消して置けばウレタンを掛けるだけでそれなりの仕上がりになるという話でした。


 ちなみに脚取付け部カバーもカウルも強度を担当するところではないのでマイクログラスとかは貼っていません。貼れば木目はかなり消えるでしょうが重くなります。

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