小技、ENYAのニードルバルブの漏れ止め
11月19日の日曜日は天気が良いので飛行場に出かけました。
暖かくて微風、飛行場に向かう途中で富士山も見えました。
こてる32はエンジン換装後の試験飛行が終わったのでパイロットの「こてる」さんに乗ってもらいました。
そこでENYAのニードルバルブの漏れ止めの効果を確認しました。
漏れ止めは成功
以前のブログでENYAのニードルバルブを改造したリモートニードルから燃料が漏れたと書きました。
11月14日のENYA SS35仕様での初飛行では1フライトでこんな具合に漏れていたので対策してみました。
ニードルに内径が太めのシリコンチューブをはめて漏れ止めにしていたのですが、下の短めのチューブでは短かったかなと思って上の長めのものに替えました。
こんな簡単なことでも効果がありました。全然漏れていません。
いいアイデアでしょと自慢することはできません。
40年以上前の、ニードルバルブがOリング付きになる前のOSエンジンにも付いていました。
ENYAも似たようなことをしていました。
ニードルシールはどうなった?
ENYAキャブレターには「ニードルシール」という部品がありました。ただのシリコンチューブだったこともありましたし、黒いゴム製の製品だったこともありました。
パーツリストに記載されています。ただし2006年現在ですけど。
分解図では⑰です。ここではニードルシールはシリコンチューブです。
以前に買ったENYA 61CX、40XZ、41-4Cのキャブには黒いゴム製のものが付いていた記憶がありますが、2022年にSS35用に注文したキャブには付いていませんでした。
付いていないとマフラープレッシャーを掛ければ燃料が漏れ放題ですが性能には影響しません。燃料が漏れても気にするなということでしょうか。
僕としては納得しがたい気がします。