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こてる32を飛ばす-1 初飛行はひとまず成功

 こてる32の新シリーズ「こてる32を飛ばす」の1回目です。
 出来上がったこてるの体重測定をします。

 胴体はカウルと胴体ハッチを含めて1300g、

 主翼両翼合計で350g、カンザシが30gで乾燥重量は1680gになりました。特に軽量化に気を使ったわけではありませんが簡素な構造にしたため32エンジン搭載機としては軽めにできたと思います。主翼面積は36dm2ですから翼面荷重は50g/dm2を切ります。


 27日は風が弱いという天気予報なので午前中に家の用事を済ませて午後から初飛行に向かいました。
 飛行場に着いてみたら天気予報とは違ってススキが激しく揺れていて風速3mくらいです。初飛行におあつらえ向きとは言えませんが飛ばせないことはありません。
 最初の内はエルロン舵角は上下15mm、エレベーターは上下20mmとおとなし目にします。

 いつものとおり遺影になるかもしれない写真を撮ります。矩形翼で翼面積が大きいのでふわふわ飛びそうな感じです。


 重心位置が35%ではちょっと怖いので1回目の飛行ではタンクの上に単三電池を4本押し込んで重心位置を30%にしました。
 新作機の初飛行では仕事では味わうことのなかった緊張感を味わえるものです、が、上げてみたらなんということはなく、足がガクガクするような緊張感はありませんでした。
 エレベーターのトリムを下に2コマ動かして水平飛行ができたので着陸進入の挙動を数回確認してからから降ろしました。
 安定して飛ぶことが分かったのでタンクの上の単三電池を外して2回目の飛行をしましたが問題ありません。
 上空でデュアルレートをハイにしてみると小半径のループができるしロールでは(僕の腕では)エレベーターやラダーの当て舵を打てないほどの速さで回ります。
 失速の様子も確認しましたがエレベーターを引いたままにしておくと機首が真っすぐ下に落ちてからピッチングに入ることなく失速状態のまま高度を落してきます。これは腕次第で3Dアクロもできるんじゃないかと期待が持てます。
 ナイフエッジでは右ラダー、左ラダーのいずれでも起き癖になりました。主翼より下の胴体の面積が広いからでしょうか。

 2回飛ばした後の胴体の裏側です。毒々しい青色のひまし油系オイルを使っているのでものすごいことになっています。尾管の後ろから空気を吹き出せば廃油が付着しにくくなるのではないかと期待したのですがそんなことは起きませんでした。ENYA 41-4C搭載のこてる41では別の要因で廃油が付きにくくなっているのかもしれません。


 初飛行は落とさずに着陸させることができたという点では成功です。風が結構あるので この日は飛行は2回で切り上げて、重心位置やらナイフエッジのミキシングやらはもっと天気の良いときにじっくり詰めることにします。変な癖が出ずに自由自在に飛ぶようになって本当の成功になります。

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