こてる32を作る-22 エポキシ処理に一工夫、カウルに手を出す
左の主翼はDチューブ構造になって雑に扱っても大丈夫になったので治具から外し、右の主翼の処理をします。
ロービングの貼り付けをちょっと工夫
左の主翼の作業ではカーボンロービングをじかに貼ったためロービングがよじれたので右の翼ではちょっとした工夫をしました。
ポリエステルの布(手芸店で購入)に樹脂を含浸させてロービングを乗せ、ロービングが樹脂で布に貼りついている状態にしました。
荷造りテープを巻いたスタイロフォームで下の方の跳ね上がり押さえながらロービング付きのポリエステル布をカンザシ受けパイプに巻き付けます。
ぐるっと巻き付けて上の方を洗濯ばさみで固定するとなかなかいい具合になりました。気泡もあまり入っていません。下の主桁から上の主桁までカーボンロービングとポリエステル布でつながった状態になりそうです。
カウルの作業
作業台がまだ空かないのですが、胴体ハッチの作業がだいたい終わったのでやることがなくなりました。そこでカウルの作業に手を出し始めました。
こてる32を作り出した段階ではカウルをどういう構造にするか、カウルの固定の仕方はどうすかなどは全然決めていませんでした。作りながら決めていきます。
カウルの部材の切り出しを始めました。
バルサの積層にすることにしましたが色がそろわないと違和感が出ます。変色したバルサを削ると表面だけではなく中も色が変わっていますから新品と年季の入ったものをまぜるとつぎはぎ感が出ます。カウルに使うバルサは変色したものでそろえることにします。