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こてるRCGFの再生⑧ 長方形胴枠の作成、取付け

 胴体の基本構造ができたので落ち着いて作業できます。


 次は胴体の上と下の構造物を作る準備です。上は2×8mmの細板による風船張り、下は角に三角材を入れた直方体断面にします。


 構造物の形を保つための胴枠が必要です。普通の機体のように上から下まで一体の胴枠ではなく、胴枠は直方体断面の胴体基本構造部用の長方形の胴枠と上と下の形状を保つ機能だけの胴枠に分けます。
 利口なやり方ではありませんが作業工程上の都合でこうしています。

長方形胴枠

 2×8mmのバルサの細板の組み立て式にします。2×8mmの細板は風船張りにも使いますから1枚丸ごと細板にしてしまいます。


 部品図にならって組み立てます。図面に合わせて部材を置いて上から細板を接着するという簡単なやり方ですが結構精度が出ます。
 タイトボンドは初期接着力が強いので作業が早く進みます。
 このような胴枠の作り方はムサシノのキットの真似です。

 組立が終わった胴枠です。出っ張ったところは接着剤が乾燥した後でトリミングし、必要により現物に合わせて修正します。


リード線パイプとパイプ受け

 接着剤が固まる時間などを利用して艤装作業も平行して進めます。
 尾翼前のサーボ室からメカ室までのリード線を通す紙パイプを作ります。胴体の内側が見える構造なのでリード線がぶらぶらしていたらカッコ悪いしトラブルの原因になるかもしれません。
 サーボが3つですからメスのコネクターも3つ通さなければならないのでパイプの径は太めの約20mmにします。

 カンザシパイプにクラフト紙をらせん状に巻きます。リード線のガイドチューブは外から見えますから接着剤は乾くと黄褐色になるタイトボンドオリジナルを使いました。


 パイプの受けも外から見えるので気を付けて作ります。バルサが品薄の時期に仕方なく買って使い道がなかった1.2mmバルサを木目を直行させて2枚貼り合わせてバルサ合板?を作ります。木目がおかしな通り方をして割れているところを使いました。

 いつものようにリューターで小穴をたくさん開けて丸い穴にします。

 紙パイプをセットするとこんな具合です。

作業中断

 土日は飛行場に出かけなければなりませんから作業が中断します。

 グライダー「ルフト改」と「こてる61」を持って行きました。
 老齢のメンバーには寒すぎるのか予報が雨だからなのか誰も来ていなくて独りぼっちでした。
 こてる61の機首の前のボトルに入った青い液体は自作のグロー燃料です。ニトロメタンが3.3%ですが1,800rpmのアイドルが可能です。


 寒いとグローエンジンの始動に苦労します。燃料をたくさん飲ませなければ始動しないし、飲ませすぎるとプラグが濡れます。始動用に単一のニッケル水素電池を使っていますが接触が悪くてプラグはうっすら赤くなる程度です。一旦プラグが濡れたら燃料を焼き切ることができず、プラグを外して燃料を振り飛ばさなければなりません。この辺はガソリンエンジンの方が楽です。


 グライダーも飛ばしました。午後から雨が降る予報の曇天微風でしたがトンビ先生にサーマルのありかを教えてもらうことができました。
 同じサーマルに入ると性能と技量の差が歴然です。トンビはどんどん上昇していってルフト改は取り残されます。


 撮影係がいないので左手でラダーとエレベーターを操作し、右手でスマホを操作して撮影しました。さすがにズームの操作は無理なので撮れた写真をトリミングしたのですが画質が悪いですね。

作業再開

長方形胴枠の取付け

 胴枠を取り付けると橋梁模型のようになります。リード線パイプを受ける部材も付けていますが、胴体の上下に蓋をしても側面の窓から指が届くのでパイプは上と下の構造物の作業が終わってから取り付けます。


 次は上下の構造物の工作です。基本構造の作成まではサクサク進みますがこれからかなり手間と時間がかかる作業になります。

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