ENYA 41-4C 運用記 修理・整備編 壊れたベアリング
同じエンジンを10年近く使っていると壊れるところも出てきます。ニードルバルブの摩耗も故障ですが、かなり深刻な故障と修理の事例を紹介します。 ベアリングが壊れた 去年(2020年)の6月27日、クランクケース換気システムを導入してから4ℓ、延べで45ℓ回したあたりのことです。2回目の飛行中に変な... 続きをみる
4サイクルエンジンのブログ記事
4サイクルエンジン(ムラゴンブログ全体)ENYA 41-4C 運用記 修理・整備編 壊れたベアリング
同じエンジンを10年近く使っていると壊れるところも出てきます。ニードルバルブの摩耗も故障ですが、かなり深刻な故障と修理の事例を紹介します。 ベアリングが壊れた 去年(2020年)の6月27日、クランクケース換気システムを導入してから4ℓ、延べで45ℓ回したあたりのことです。2回目の飛行中に変な... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 飛ばしたら問題発生→最終仕様
ベンチテストで好結果が出たので実際に飛ばして高性能を実感しようとしました。 新たな問題の発生 エンジンを倒立で搭載して飛ばしました。ロールで背面になるときにダウンの当て舵を打つと一瞬回転が落ちて白い排気煙が出ることに気が付きました。4ポイントロールやナイフエッジ飛行のときも正立以外では一瞬不調... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 地上運転成功
ENYA 41-4Cに適合する接触型ゴムシール付きベアリングを入手できました。 模型エンジン用ベアリングを販売しているアメリカの業者のサイト(URL: http://www.rcbearings.com/)を調べるとSAITOやOSの4サイクルエンジンのフロントベアリングの寸法がENYA用と... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 下がらないアイドリング対策
ENYAの4サイクルエンジンのフロントベアリングは金属シールが付いています。これではゴミの侵入は防ぐことはできますが、接触型のゴムシール仕様と違って気体や液体を密封することはできません。 二つの対策 回転がいったん下がってから上がるのは、スロットルを閉じた瞬間はフロントベアリングまわりの油が吸... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 混合気バイパス
クランクケース換気システムの考え方は、STIHLの4-MIXエンジンと同様、インテークマニホールドから混合気をクランクケースに吸い込み、吸い込んだ後の混合気をクランクケースからインテークマニホールドに戻すと言うものです。 別の記事でも書きますがこのシステム(?)には気になることがあります。この... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 序章-2 実例
YSの4サイクルと同じようにクランクケースやロッカーアーム室に新鮮な混合気を供給すれば4サイクルエンジン内部の錆をかなり防ぐことが期待できます。どうやって実現すればよいのでしょう。 脱線ですがYSエンジン以外でもクランクケースに混合気を導く仕組みの4サイクルエンジンを自作している凄い人がいます... 続きをみる
ENYA 41-4C 運用記 クランクケース換気システム 序章-1 防錆
今度の記事は文字ばかりです。言っておきますが、僕なりにいろいろ調べて間違えたことは書かないよう努めていますが文系の人間が言うことですから鵜呑みにしないで「こんな考えもあるんだな」くらいにしておいてください。 4サイクルエンジンはなぜ錆びやすいのか 4サイクルグローエンジンの内側はたいてい錆びま... 続きをみる
ENYAの4サイクルエンジンはプラグが前傾しているのでポケットブースターとかグロープラグスターターとか呼ばれている製品は使えません。エンジンが露出していればミノムシクリップを使えますがカウルで覆うとプラグコードを使わなければなりません。 ENYAのサイトにこんなプラグコードが紹介されています。... 続きをみる