カーボン脚の修理とか
マイナーな作業をします。
カーボン脚の修理
こてるRCGFのカーボン脚に亀裂ができた(層間剝離?が起きた)ので修理します。ガソリンエンジンの消音効果を上空でもっと試したいので修理を急ぎます(多少亀裂が入っていても飛ぶんですけどね)。
ヒーターの上で脚を温めて樹脂を流れやすくし、脚を曲げたりひねったりして隙間を広げて樹脂(セメダイン1500)をすり込みます。奥まで浸み込むことを祈ります。
粘度の低い積層用の樹脂を使えば浸み込みやすいのですが、接着剤であるセメダイン1500は補修の能力が高いのではないかとの期待を込めて使ってみました。
エポキシ系のCFRP製品の中にはエポキシ樹脂なのにエポキシ接着剤が効かない製品があります(ドライカーボンの製品でそういうのが結構あった)。そういう時は瞬間接着剤を使うのですが今回の脚はエポキシ接着剤で大丈夫でした。
硬化後に確認すると隙間は埋まっていました。強く曲げたりねじったりして確実に補修できているかを確認する、というようなことはしません。パキッとはがれたら悲しいですからね。
カーボン脚は修理するものなのかという疑問もありますがカーボン脚のメーカーのサイトで「エポキシ接着剤で修理しろ」という情報を見た記憶があります。とはいうものの、技術、知識、資材のいずれもが不足しているので補修してもはその場しのぎであって新品同様になるようなものではありません。
2,3回修理を重ねた脚です。脚のカーボンの織り目が見えなくなったところから補強のためにカーボンロービングを貼り付けたところです。
修理のために樹脂を流し込んだところが剥がれて繊維もかなり切れたし、修理したところとは別の所に剥離ができて使うのをあきらめたような気がします。
修理した脚が完全に使えなくなれば予備にとっておいた脚と交換になります。あるいはピアノ線脚に仕様を変えます。
脚取付け部
修理のために脚を外すには脚を固定している板を外すのですが頭がつぶれてドライバーが効かないネジがありました。
片方のネジは外せたので板をずらして脚は外せたのですが残ったネジが外れなければ脚を取り付けるのに困ります。
トラスねじを使ったのでネジの頭が平べったくてペンチでくわえることができません。
ネジザウルスとかの便利な道具はありませんから手持ちの道具で何とかします。
セオリー?どおりネジの頭をドリルでさらって脚固定用のアルミの板を外しました。頭が取れてネジだけになったのをラジオペンチで回そうとしましたが回りません。エポキシ接着剤を塗ってねじ込んだのがこういう時にアダになります。
デカいプライヤがあればどうにかなりそうですがそういう大掛かりなものは持っていません。
バイスプライヤを試してみたらうまくいきました。バイスプライヤで「ガチン」と挟んで固定して1回転くらい回して少し緩んだところでラジオペンチで回すとネジを外すことができました。
脚との取付けですが最近はカーボン脚とかの板脚では取り付けるのに取付け台と板で挟む方式を多用しています。板脚を直接ねじで取り付けるよりもラフな着陸をするときの脚本体や胴体に対するダメージが少ないと考えています。
板で押さえるだけでは脚がずれますが、この機体では竹串とジュラコンのカラーで脚の位置決めをしています。
脚の下に2mmのゴム板を切ったのを置き、脚の上にも起きます。このゴムが脚を挟む形になって脚の動きを吸収します。
脚とゴムの厚さに合わせてジュラコンのカラー(スペーサー?)やワッシャを挟んでねじで板を締め付けて取付完了です。右の写真でゴムが押し付けられているのが分かると思います。
ネットのノイズ
内燃機関の排気音を消音する情報を探して「多孔管、内燃機関、消音」で検索すると下のような結果になりました。
最初の方に10件の記事の中で「年金生活フライヤー」がアップした記事が5本挙がっています。
こういう情報が検索結果の上位に来ると目指す情報を探す邪魔になります。ネットのノイズという感じになって困ったものです。
ラジコンと関係ないこと
昨年暮れから妻が入院しているので自炊生活です。一人暮らしですから妻がいたころに買いだめた食材がなかなか減りません。
芽が出たジャガイモも食べられる
去年の暮れ、妻が入院する前にジャガイモが段ボール一箱届きました。毎日1個ずつ消費していったのですが食べきる前にこういう状態になりました。
芽に養分が吸い取られたのかイモ本体はしなびてフニャフニャになっています。芽が出ているということは腐っていないということだと理解して食べていますが風味はかなり落ちています。ジャガイモの芽には毒があるそうですからもちろん芽はきれいに取り去ります。
非接触型体温計対策
妻が入院している病院に洗濯物や差し入れを持って行くために毎日通っています。
病院の入口の非接触型の体温計で測って37℃以上あると病院に入れません。
こういうやつですね。ところが平熱であっても車の運転中におでこに日が当たると37℃以上と表示されることがあります。こうなると対策が必要です。
病院の玄関にはアルコールの消毒液がありますからそのアルコールで濡れた手でおでこをぬぐってもう一度測るとめでたく平熱になります。
もちろん本当に熱があったらダメですが、そうでないときに役立つライフハックじゃないでしょうか。