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ENYA 41-4C 運用記 マフラー編

 ENYA 41-4Cに付けたマフラーやサブマフラーです。一番下の小さなマフラーはOS 40FS(だったかな?)用のマフラーの横にアルミパイプをロウ付けしたものです。カウルの中にマフラーを納めたくて作ったのですがうるさいのでジャンク箱行きです。真ん中のGCタイプに付いていた旧型の純正マフラーはサブマフラーとして使ってみましたが消音効果がほとんどないということでこちらもジャンク箱行きです。一番上のジェービングフォームのアルミ缶で作ったサブマフラーは消音効果がかなりあって回転の低下がほとんどないという優れものでした。しかし、フルカウルの機体で使うと、純正マフラーとつなぐシリコンパイプが熱ですぐに劣化し数フライトしかもちませんでした。したがって保管状態になっています。

 気に入っていたのがK&Sで出していた「OS52-56/4C用HPマフラー」です。尾管の内径が6.5mmと大きくてバッフルも入っていないのですが、ENYAの純正よりも容積が大きく、入口と出口が食い違っているためかそれほどうるさくなく、回転数は純正マフラーにバッフルを付けた仕様を上回りました(バッフルを抜いた純正マフラーとほぼ同じ)。排気管とマフラー本体が偏心していることに加えてマフラーの後ろ蓋を回すことができるので排気口の位置の調整に便利だったのも気に入った点でした。残念なことにマフラーの前と後ろをつなぐボルトを馬鹿力で締めたらクラックが入って排気が漏れるようになったのでジャンク箱行きになりました。2千円を切るリーズナブルなお値段でしたがK&Sは模型業から撤退したようなので入手はもう難しいでしょう。


 K&Sのマフラーの上を行こうと考え、純正マフラーからバッフルを抜き、尾管の口径を6.5mmに拡大して回転数の低下を防ぎ、マフラー本体にサブマフラーを固定して消音効果を確保することにしました。純正マフラーの外径は20mmで、ヘリコプターのアルミのテールブームにぴったり合うものがありました。尾管は外径8mm、内径7mmのアルミパイプ、後ろの蓋はどこの家にもある直径20mmのアルミの円盤です。組み立ては耐熱エポキシ接着剤JBウェルド、純正マフラーへの取付けはサブマフラーに切り込みを入れ、金属のクランプ(テトラのタンクの蓋を固定するバンドがぴったり合った。)で締めました。気密はRTVシリコン系の液体ガスケットで確保しています。耐久性は結構ありますが、3年くらいの運用で後ろの蓋が外れたことが1回、純正マフラーとサブマフラーの継ぎ目からの油漏れが2回ありました。尾管の接着はびくともしていません。重いものが排気管の先に付いていると振動で緩まないか心配ですがサブマフラー自体の重さがわずかなので排気管をしっかり固定すれば大丈夫です。消音効果はかなりなもので(飛行中に後ろの蓋が外れたとき排気音が一段大きくなった)、回転数の低下は回転計の100の位に表れるか表れない程度です。

機体に搭載するとこんな具合です。マフラーとは関係ありませんがエンジンの後ろが非常にごちゃごちゃしています。マフラーがこげ茶になっていますが、ひまし油燃料で2タンク回しただけでこうなります。


 マフラーの仕様を変えたのでカウルに開けるマフラーの尾管を通す穴を開けなおしました。K&Sマフラー用の穴は冷却空気の排出に役立つだろうということで塞いでいません。

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