小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、飛ばしてみた、パイプが抜けた、対策だ!
マフラーの仕様が決まったのでテストベンチからエンジン、点火ユニット、タンクを機体に戻して飛ばしに行きました。
機体に積むとこんな感じです。

前のブログで書いた2重連のマフラーでは物理的に胴体の下に納まりません。本体の40mmアルミ缶マフラーに小型マフラーを付ける仕様が寸法的に限界です。
ベンチテストではこれで静かだったので安心して飛ばすことができます。
飛ばしてもまあ静か、でも外れた
平日ですが風が弱いので数人のメンバーが飛ばしに来ていました。これで客観的な感想を聞くことができます。
飛ばして見ると「結構静かじゃない」との好意的な評価(お世辞)を頂きました。まあ、騒音レベルは許容範囲という感じです。
いい気になって飛ばしていると突如何かが破れたように排気音が甲高くなりました。「マフラーのどこかが抜けたな」と判断してすぐに降ろしてチェックすると・・・・

オリジナルのマフラーと銅管エルボをつないでいるところでシリコンパイプが抜けていました。テストベンチでの実験ではこの部分が外れたことはなかったので大丈夫かなと思ったのですがそれほど甘くはありませんでした。
いったん抜けると接触面に油が回って力を掛けると「ヌルッ」と抜けます。飛行場では対処できないので帰宅して直すことにしました。
抜け止め対策
油が回るといくらタイラップ(結束バンド)を締め込んでも抜けますから工夫します。
エンジン付属のマフラーの尾管を脱脂して耐熱エポキシのJBウェルドで抜け止めを付けました。

マスキングテープで養生してJBウェルドを盛り、固まる前にテープをはがします。JBウェルドがデコボコですが固まってからならします。
JBウェルドは尾管の出口とかの排気系の下流側に使って支障はありませんでした。この部分は排気系の中でかなり熱くなるところですがグローエンジン用のマフラーのマニフォールド部分に使っても大丈夫でした。耐熱温度280℃とされているJBウェルドの性能に期待します。

JBウェルドが固まったら金ヤスリやらサンドペーパーで適当にならして室温硬化型シリコン(RTVシリコン)の液体ガスケットを盛り、

シリコンパイプを差し込んで結束バンドで縛ります。ガスケット用のRTVシリコンはシリコンパイプには一体化するレベルでくっつきますが、「ガスケット」と銘打っているだけあってバスコークなどの製品と違って金属からははがそうとすればきれいにはがせます。
僕が使っている耐熱・耐ガソリンのRTVシリコーン系の液体ガスケットはJBウェルドの「アルチメイトカッパー」という製品です。これを取り扱っている業者は「アルティメッド カッパー」とカナ表記してますが元は「ULTIMATE」ですからちょっと違和感があります。

これは使った後の写真です。中身が硬化しないように蓋をした後に発泡スチロール用の接着剤を蓋と本体の間に盛ってあります。
僕のブログでは耐熱エポキシのことを「JBウェルド」と書いてきましたが「JBウェルド」ってのはブランド名であって例の耐熱エポキシの商品名ではないんですね。タイゴンとかバイトンとかと同じです。
この類の耐熱・耐ガソリンのRTVシリコーン系の液体ガスケットとしてもっとよく知られた製品に「パーマテックス」があります。

こちらも使ったことがありますが4分の1も使わないうちに中身が固まってしまいました。使用感はJBウェルドの製品「アルチメイトカッパー」と同じです。
所で「パーマテックス」もブランド名でした。商品名は「ハイテンプ・レッドRTVシリコンガスケット」です。
話が脱線しています。排気系の配管に戻ります。

銅管エルボから15mmのアルミパイプを介してマフラー本体につながるのですが、次に配管が抜ける時はアルミパイプの所が外れると色々と都合が良いのです。そのため、あえて差し込む部分を短くしています。
シリコンパイプが抜けかかってもシリコンパイプのずれをマフラー本体とエンジン側のエルボで止められるように考えます。エンジンを降ろすときはマフラー本体を後ろに引き抜いてエンジン側は銅管エルボが付いたままの状態で降ろしたいものです。
次はこの仕様で飛ばしても排気系がバラバラにならないことを期待します。