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RCGF Stinger 10cc REのデータ取り

 ガソリンエンジンを鉱物油系の2サイクル油で回すのと合成油系で回すのでどれくらい回転数が変わるのか調べたくなって、2台のガソリンエンジンでの鉱物油系でのデータを取ることにしました。
 データを取ればよく回るようになるわけではないのは、家計簿を付けても収入が増えるとは限らないのと同様ですが、その後の調整やらの役に立ちます。


 NGH GT9-Proのデータは1月28日、2月1日、2月3日にかけて取ることができたので(できたようなので)、RCGF Stinger 10ccc REのデータを取ることにしました。
仕様はつぎのとおり。
・プロペラ:APC 13×6
・燃料:混合比は20:1、オイルはスズキのCCISスーパー
・排気系:サブマフラー、小型サブマフラー、5mm中間レデューサー、6mmレデューサー内蔵テールエンド
結果はつぎのとおり。
・暖機運転後:9,800rpm
・着陸後:  9,400rpm

 離陸前と着陸後の最高回転の差は400rpmです。このエンジンは12ℓ回していますが、7ℓくらい回したときまで離陸前と着陸後の回転数の差は1,000rpmくらいでした。エンジンはどんどん調子が良くなっていく途中でまだ仕上がっていないような感じです。


 RCGF Stinger 10cc REは、NGH GT9-Proと違って十数分運転しないと安定したデータが取れないということはないのですが、7分のタイマーが鳴るまで4回飛ばした後に再度データを取りました。
 4回目の飛行後にタキシングで戻してフルスロットルにすると9,400rpm、高速ニードルを時計の針で1時間分(30度)絞ってみると9,700rpmくらいまで上がります。
 高速ニードルを絞って回転が上がったということは、混合気が濃い目だったということになります。着陸後の最高回転が低いのは、オーバーヒートして力がなくなったからとばかりは言えないような感じです(僕の判断)。濃い目で運転していればエンジンは壊れないだろうということで高速ニードルは最初に飛ばしたときの位置に戻しました。


 僕の場合ガソリンエンジンは飛ばすたびに排気系が変わります。
 今回は小型サブマフラーの前に5mmレデューサー、後に6mmレデューサー内蔵の新型テールエンドという仕様にしました。回転数は5mmレデューサー内蔵テールエンドと変わりませんが音は大きくなった感じです。
 前日にNGH GT9-Proを飛ばしたのでその違いが分かりました。9ccと10ccの排気量の差だけではなく、耳に刺さるほどではありませんが破裂音(脈動音と表現する資料もあります)が大きい感じがします(文学的だなあ)。サブマフラーが薄いアルミ缶だからでしょうか。僕が目指している高回転でも静かなヘリコプター用のマフラーの音とは異質です。

 テールエンドを胴体から離したため、4回飛ばした後でも排油の付着は少なくなりました。テールエンド出口に付着するオイルも少なくなっているので出口付近の気流の巻き込みは少なくなったと思います

 尾翼に付着する油もわずかで、PCの画面の汚れか写真に写った尾翼の汚れかわからないレベルです。
 もっとも、付着する油の量は減っても付着する範囲はそれほど狭くならないので掃除の手間は変わらないと言われればそのとおりです。


 次に飛ばすときは6mmレデューサー内蔵テールエンドに5mmのレデューサーを仕込んでみます。

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