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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-1

 以前の記事で書いたようにRCGF Stinger 10cc RE用のサブマフラーを作り直すことにしました。

 無料のCADソフトで簡単な図面を引いて材料をそろえてみました。排気抵抗を減らせるかもと考えて、中心を通るパイプは現行の外径13mm、内径11mmから外径15mm、内径13mmに替えました。
 外側のアルミ缶は現行と同じ寸法の外径35mm(34.5mm?)です。今回は「自転車の空気入れ」という製品にしました。中身がガスですから内側を掃除する必要がありません。
 缶の塗装はホームセンターの剥離剤ではびくともしなかったので接着剤を付けるところだけペーパーではがしました。

 パイプにたくさん穴を開けるのですが、穴の位置をパイプに直接けがくより印刷した紙をスティック糊で貼り付けた方が楽です(楽だと思います)。現行のマフラーより穴の数を多くしました。

 パイプに穴を開ける作業が最も時間と手間がかかります。ラジオを聞いたりスマホで音楽を流したりしながら、リューターを冷ます時間を含め3時間かけて穴を開けました。ボール盤があれば楽なんですけどね。

 パイプと缶の間の排気がパイプに戻るとき出口方向に向かうように穴は斜めに開けました。垂直に穴を開けてからドリルをこじって斜めにするという荒業です。
 前のブログでも斜めに穴を開けると書きましたが、アマチュアなりの理由がないわけではありません。

 戦車砲や自走砲では砲身の途中に排煙器(赤い枠で囲んだ部分)というものを付けて砲身の中(腔内)の発射ガスが戦闘室に逆流しないような工夫をしています。弾が出た後一呼吸おいて砲口から「ポッ」と発射ガスが噴き出します。発射ガスには大量の一酸化炭素が含まれているので戦闘室に逆流したら乗員が中毒死します。
 マフラーでも排気を吸い出したり押し出したりする効果があればありがたいと思います。

 斜めの穴を逆向きにしたらどうでしょう。
 逆止弁の一種にテスラバルブというものがあります。可動部はないのですが流体の流れにより青矢印の方向には流体は流れないようにする(にくくする)仕組みだそうです。これを考えると排気抵抗が増えそうです。

 大きい穴(3.2mm)はハンドドリルで開けるつもりでしたが馬鹿力でドリルチャックのねじを回したらねじが舐めました。ハンドドリルは壊れるものではないと思っていましたがそうでもないようです。
 リューターでドリルの機能をすべて代用できるものではないので新しいドリルを買わなければなりません。
 穴あけが大変だったので今日の作業はこれで終わりです。

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