FRP工作、カウルの組み立て② 取付け部の工作など
カウル後部の取付けネジ穴を開けて胴体に取り付けてみます。
大体納まりましたが前の方がぴったりしていません。前の方の細工もします。
シュラウドの前の方をカウルに固定するために樹脂を垂らして樹脂が流れるに任せます。接着剤にしては粘度が低いセメダイン1500はこういう細工に適している感じです。
2時間ヒーターの上に置いておいたらうまく樹脂が流れました。
あてがってみるとこんな感じです。
前の固定ネジの位置決めは良くあるやり方でやります。
2.5mmの穴を開けた紙(牛乳パック)を取付けブラケットにねじ止めし、紙をテープで固定します。その状態でカウルを被せてネジ穴の位置を写します。
ネジ穴を開けてから収まり具合をチェックします。
めでたくカウルが付きました。
後は各部のトリミングをし、埋めきっていないシュラウドとカウルの隙間を埋め、取付けネジ部の皿グリ風加工をして、塗装すれば完成です。
さて、この状態で重さを量ってみました。
現行のスタイロフォーム製のカウルは30gを切っていますが、作成中のFRPカウルは30g超えです。シュラウドを仕込まなければ30gを切っていたかもしれません。塗装に凝れば40g以上になるかもしれません。
ちょっとがっかりです。スタイロフォーム製が優秀なことは再認識しましたが実用性ではFRPの方が優れていると自分に言い聞かせます。