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こてる32を作る(番外編)ENYA SS35への適合④

 12月22日は朝のうち雨だったのでENYA SS35関連の作業を再開しましたが、午後になって天候が回復して塗装に出かけたのであまり進みませんでした。
 12月23日は強風なので飛ばしにも行けず、塗装もできないということで作業が進みました。

カウル固定用ノックピンまわり

 専用カウルにノックピン受けの工作をします。位置を決めるだけなら2か所でいいのですがカウルが変形して胴体とぴったり合わなくなる可能性がありますからOS 32SX用と同じく3か所で位置を決めることにします。
 初飛行までエンジンを降ろさないようにフェイクの防火壁を作ったのですが、ノックピンの位置は現物で合わせなければずれるのは明らかなのでエンジンを降ろしました。

 胴体側のノックピン周りをセロテープで養生して、

 3mmの軸がぴったりはまるジュラコン?のブッシュをはめます。クラフト紙はジュラコンのブッシュが抜けないようにするための工夫です。

 カウル側ではジュラコンのブッシュがカウル基部の3つの角に納まるようにカウル側を削ります。

 仮止めしてきちんと合うことを確認し、

 木粉入りエポキシ樹脂を盛ります。

 一晩明けて爪が立たなくなる程度まで硬化した段階でこじってみるとうまいこと離型しました。胴体側のカーボンロッドに瞬間で止めていたノイズレスチューブが持っていかれて、カーボンロッドがむき出しになっていますがこれは想定内です(負け惜しみ)。胴体ハッチのノックピン周りでも同じことが起きました。ブッシュとノイズレスチューブの隙間に樹脂が浸み込むとこうなります。ノイズレスチューブはブッシュに固着したわけではないので外してから胴体側のカーボンロッドにはめて改めて瞬間接着剤で止めると抜けなくなります。

カウル前部

 OS 32SX用はバルサのブロックをエンジンに直接当てて削る所を確認したため余計に削ったところが出たりしました。

 今回は行き当たりばったりをやめて型紙を作って正確にキャブレターをかわすことができるようにします。

 何層かに分けて型紙を作り、バルサを切って重ねていきます。
 型紙でどうにもならないときはフェイクの防火壁にエンジンをセットして現物合わせでエンジン各部、特にキャブレターに干渉しないようにします。

 エンジンを乗せ換えてはめてみるとわずかな修正でカウルを乗せることができました。フェイクの防火壁を作ったのは正解でした。


 直方体状態のブロックは概ね完成しましたがマフラー回りとシリンダーとマフラー間のカバーが残っています。
 組み立て後は外形の整形、内側の肉抜き、エポキシ処理、塗装で完成です。固定方法はOS 32SX用のカウルの固定法の調子を見てどうするか決めます。


 これからこてる32本体の試験飛行や調整があるのでENYA SS35への適合関連の作業はしばらく中断になります。

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