小型ガソリンエンジンとか
ラジコン技術の3月号を買ったら小型のガソリンエンジンの記事が載っていました。55クラス(9cc)と37クラス(6cc)ですね。
つい先日、事情通のメンバーからこのエンジンの存在について飛行場で教えてもらったのですが実物が入手可能なようです(でも、アストロホビーのサイトを探しても見つからないんですけどどうしたんでしょうか?探し方が悪いのかな?)。
OSのGGT10がカタログから消えた現在では興味をそそられるエンジンです。Made in TaiwanですからMade in Chinaの僕のNGH GT9-Proよりハイクオリティーな感じがします。
クランクケースの下を見ると、金型を作った段階ではポンプをエンジン本体に付ける設計だったようです。この方が便利な気がしますが熱対策で別構造にしたのでしょうか。なんかYSのエンジンに似てますね。YSでもレギュレターを一体型から別構造にしたエンジンがあります。
火花点火バージョンを出してください
売り物はグロー方式で始動できるということです。
記事を読むと専用プラグ仕様、しかもネジが1/4インチじゃないので入手性が良いOSのガソリンエンジン用のプラグが使えません(ENYAもガソリン用のプラグを出していましたがまだ市場にあるんでしょうか)。
プラグが安価で耐久性が十分なら良いのですが、グローエンジンをガソリン化している方のブログを読むとグロープラグの耐久性は悪いそうなので(すぐにスローが効かなくなる)気になります。プラグが1000円を超えていたら「ちょっとねえ」という感じです。
いまでは点火ユニットは1万円以下で入手可能です。火花点火式では点火ユニットと電池で100gくらい重くなりますが火花点火の方が確実に灯が点きそうだし、なによりプラグヒートの道具が要らないからエンジン始動はプロペラを回すだけという手軽さがあります。
僕はこの手軽さもガソリンエンジンの大きな利点だと考えています。グローエンジンだって機体搭載式のプラグヒートシステムがある(あった)くらいで手軽さを求めています。
こう考えるとグロー式にするメリットはわずかな軽量化と機体への搭載のしやすさだけじゃないかと思います。
僕としては火花点火バージョンを出してくれたら買いたいと思います。
OSからもカタログから消えてしまったOSのGGT10の火花点火バージョンを出してもらいたいものです。15ccクラスでは火花点火式のGT15とグロー式のGGT15の二つのバージョンを出しているんですからね。
画像はOSのサイトからコピーしたものですが左が火花点火式、右がグロープラグ仕様です。
僕は火花点火式のGT15のドライブワッシャがGGT10に付けばGGT10を火花点火式にできるんじゃないかと思って部品表を調べたのですがどうも無理そうでした。
こてるRCGFについて
もはやサブマフラーのテストベッドと化しているこてるRCGFに付いて少々。
キャノピーの前付近のクローズアップ写真です。機体全体はバルサにエポキシでマイクログラスを貼ってウレタンを吹いた仕上げ、キャノピー兼用の胴体ハッチはスタイロフォームにグラスを貼って色付きのウレタンで仕上げています。時間が経つとグラスの目が出てきました。味があると言えば味があるんですけどね。
ところで木目調塗装はどうですか?ここがバルサ製だと言ってもバレなさそうです(うれしくなるのでバルサに見えると言ってください)。
こてるRCGFはこてるNGHと主翼を共用しています。
こてるNGHはサイドマウントですからバランスを取るためにこてるNGHを飛ばすときは左翼の翼端の裏側にバラストを貼っています。こてるRCGFは倒立エンジンで左右のバランスはとれていますからこてるRCGFを飛ばすときはバラストをはがします。
バラストを付けたり外したりしているうちにバラストを貼っているところのフィルムがはがれかかってきたので工夫することにしました。
バラストをカッコよく内蔵式にできるか試します。
翼端材で下がバルサの所は翼の前縁付近だけですからそこにバラストを仕込むための穴を開けました。切り取った部材はそのまま蓋として使えそうです。
とりあえずは蓋をしてこてるRCGFで新型サブマフラーの実験のための飛行をすることにして、何か工夫して取り外し可能なバラストにしようと考えています。
フタバとOSは大丈夫か?
冒頭にラジコン技術の記事について書きましたが、いつものラジコン技術なら見開きがフタバとOSの広告になっていましたが最近はフタバとOSの広告はどこにもありません。
いよいよ潰れたのかと心配になってサイトを見たらサイトは生きていました。フタバとOSが倒れたら日本のラジコン業界はどうなるんでしょうか。頑張ってもらいたいと思います。