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ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマフラー③ 実験不成立

 こてるRCGFの排気系は第1、第2のサブマフラーの両方がストレート構造から隔壁構造になりました。

能書き

 ブログでは動画をアップしても「静かになった」とかの効果はわかりませんから実験の前に能書きを垂れます。
 Jw_cadで描いた図面をパワーポイントに貼り付けて説明を入れました。

 ホワイトボードに殴り書きするよりわかりやすくなっています(自画自賛)。赤い点線の上が従来型で下が今回実験する改造型です。
 従来型はストレート構造ですから貫通管の内外で排気の出入りはあるものの排気は基本的にすんなり流れます。改造型では排気の流れが途中でせき止められるのですが、排気は貫通管の周囲に広がって再び貫通管の中に流入する形であって逆流するほどではないので抵抗はそれほど大きくならないでしょう(多分)。それに出口付近で内径5mmまで絞ったところで最も抵抗が掛かるのでその途中での排気抵抗の増大はそれほど影響はないと思います(そうならいいな)。組み立て前に口で強く息を吹き込むという科学的な方法で確認しましたが隔壁のあるなしでの差はありませんでした。
 こういう構造だと消音の原理は共鳴型から膨張型の要素が大きくなるのですが多孔管を通しているので共鳴による消音の効果も期待できるかもしれません。少なくとも入口から出口まで素通しで伝わる音の成分はなくなっているはずです。静かにはなってもうるさくなる要素はないと思います。
 消音効果についての能書きは以前の(2021年秋)ブログにも書きました。

 自分のブログですが読み返すと今の考え方と違っているところがあります。まあ、いくら能書きを垂れても実際に回して効果を確認しなければなりません。

実験不成立、仕切り直しへ

 土曜日は午前午後と所要があったので日曜日の午後、改良型排気系仕様のこてるRCGFを飛行場に持って行きました。
 始動してしばらくすると高周波のバリバリ音が漏れてやけにうるさいという感じです。それでも空に上げたら違うかなと思って飛ばしたのですがものすごい爆音です。
 こんなはずではと思って降ろしてみると何かがおかしい。

 裏返して見ると純正マフラーと銅管エルボをつないでいるシリコンパイプが抜けています。これでは純正マフラーだけで消音しているのと同じです。
 シリコンパイプを押し込んでもニュルニュルしてスポッと抜けます。
 この日が初飛行だったカウルの内側も噴き出た廃油で汚れています。


 この日はタイラップとかを持って行ってなかったので現場では処置できません。やむなく帰宅して対処しました。

 シリコンパイプの内側はまだボロボロになっていないのでまだ使えると判断してタイラップを締めました。ほんとはシリコンパイプも交換した方が良いのかもしれません。

 次の実験のときは新品のシリコンパイプを持って行ってもう一度外れたらシリコンパイプも交換するつもりです。
 ところでタイラップとかインシュロックは商品名であって一般名称は「結束バンド」のようですね。

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