こてる32の補修と改修②、飛行準備
ここ数か月の間に壊したエンジン機2機の修理が終わりに近づきました。
こてる32は主脚の仕様を変えたほか、エンジンをOS32SXからENYA SS35に換装しました。
こてる32のエンジン換装
僕のOS 32SXは水平状態で吹き上がりを良くし、アイドリングが安定するように調整すると機首上げでは低速から高速に移るときに燃料供給が足りなくなってエンストします。
エンストが怖いので低速の混合気を甘くしているのですが低速からの吹き上がりが悪いし、アイドリングが安定しません。
また、地上運転での話ですがスロットルを全開にして運転すると数十秒後に5~600r.p.m、回転が落ちます。内燃機関では熱ダレは仕方がないことですが、ENYA SS35はフルスロットルを維持してもほとんど回転が落ちません。
この辺の経緯は別のブログにも書きました。「オレの32SXはそんなことにはならない」という人がいるので僕のエンジンだけの話かもしれません。
ということでSS35に換装するのですが、こういうめんどくさいことをするのはせっかくのSS35が勿体ないのと、修理のためにせっかくエンジンを降ろしたならエンジンを換装しちゃえと思ったからです。
この辺は脚が外れたから脚の仕様を「後傾脚」変えようとしたのと同じ思考回路です。
SS35は前の持ち主がマウントの穴を加工しているのでOS製のラジアルマウントに取り付けられます。
カウルは32SX用を流用できないので専用の物をあらかじめ作っておきました。
左が32SX用、右がSS35用です。ENYA SS35用のカウルの方が後で作っただけに出来が良いような気がします。
初飛行の前にもう一仕事
エンジンも積み替えたし、エンコンのリンケージも調整しなおしました。これで飛ばせるようになったのですが、飛ばす前にカウルの塗装をすることにしました。
カウルはエポキシ処理した後にウレタンクリヤを1回吹いたのですが、もうひと吹きしてつやを出して機体の他の部分との風合いを合わせます。
せっかく塗装するので他にウレタンクリヤを塗る物を用意します。
これはこてるNGHの補修部分です。マイクログラスをエポキシで貼った状態です。ここにもクリヤを吹いてグラスの目を埋めることにします。
次の記事は塗装についてになりそうです。