EPピコの不具合、パイロット人形
土日は天気が良かったので早くから飛行場に出かけました。
飛行場はクラブ員がいる時間よりもクラブ員がいない時間の方が長いのでいろんな人が出入りします。
クラブ員が飛行機の道具を広げるまで犬の散歩をさせる人がいたりします。
人懐っこい可愛いワンちゃんでした。飼い主の人はちゃんと犬のウンコ袋排せつ物の処理袋を持参していました。
快晴微風なので出席率が高い。
ドープは縮む
エンジン機が軒並み補修待ちで飛ばせないのでEPピコを飛ばしました。
飛ばしているとエルロンを切った後で舵が残るような気がしたので降ろして調べました。
右エルロンと翼端材がこすれています。エルロンが引っ掛かって、舵を元に戻しただけでは完全にニュートラルに戻らない状態になっていました。
以前サンドペーパーでこすって隙間を空けたのですがドープ(代替ドープですけど)の収縮が進んでまた変形したようです。もう一度削らなければなりません。
せっかく翼端材の内側に赤い絹を貼ったのですがかなりはがれました。絹が残ったところとバルサが出てきたところができて美観が損なわれています。
赤のマジックを塗って・・・、
セメダインCをなすりつけました。色合いが絹とは違ってますがむき出しのバルサよりは良いでしょう。
こうやって修正しても隙間がタイトです。最初からもう少し余裕を持たせるべきでした。隙間が小さいほどエライと考えて無理をするとこういう失敗をしてしまいます。
パイロット人形
ピコEPに搭乗予定のパイロット、断髪エリーちゃんの工作はもう少しで完成というところで滞っています。
髪型をショートボブにしたはずでしたがセットが崩れて何とも言えないヘアスタイルになっています。
飛行機に乗せればそれなりに見えますがまだ作り込みが足りません。
ところで以前のブログでラジコン技術の「ちょい足しレベルアップ術!」という連載記事について「人形の製作記事もシリーズ化してもらいたいものです」と書きました。
EPぴこりんのグレード?アップ① - 年金生活フライヤーのブログ
そんな中、ラジコン技術の11月号から人形の部が始まりました。
・・・こういう記事はもう少し早く、1年くらい前に出してもらいたかったんですけどね。いいことが書いてあるんですが参考にしようにももう手遅れです。
ところでこの記事の人形で使われている「サンペルカ」という素材が気になったので製造元のサイトを見てみました。
素材は独立気泡の発泡ポリエチレンであって(連続気泡だとスポンジのように水が浸み込む)。発泡スチロールやスタイロフォームの素材であるポリスチレンでも電動機に使われるEPPの素材であるポリプロピレンでもありません。
発泡倍率は6倍から40倍ということですからサンペルカで一番発泡倍率が高い製品はホームセンターで売っているスタイロフォームの約37倍と同等です。
ラジコン技術の記事を見ると、粘りがある、つまり切削加工が難しい素材のようですが記事ではリューターを使ったりしています。EPP(発泡ポリプロピレン)よりは加工が楽なのかもしれません。
記事の作例では僕のように粘土をなすりつけてごまかすようなことをせずにサンペルカを削った状態で塗装しています。どう考えてもこちらの方が軽く仕上がります。
スタイロフォームはぽきぽき折れやすくて手足を作るのに苦労するので、サンペルカ(発泡ポリエチレン)が価格を含め入手性が良ければ試すかもしれません。