エルロンロッドカバーを作る①
エルロンロッドの出口にカバーを付けることにします。これでカッコよくなり水やごみの進入を防ぐことができ、うまく作れば空気抵抗を減らすことができそうです。
母型
まず母型というか原型を作ります。
その辺の端材を使ってこんなものを作り・・・・
エポキシ樹脂で縁にアールを付けます。
エポキシ樹脂で型を作る予定ですから表面処理をします。
タルク入りの水性ウレタンを塗っては削りを3回くらい繰り返し、水性パテで滑らかな形にします。
表面の様子が分かるように色をつけます。つや消し黒の水性スプレーを吹いたのですが別に黒じゃなければならないわけではありません。使い道のない塗料はこういう時に使います。
水性スプレーですが乾けば水研ぎができます。というか水研ぎでなければカラフルな粉が飛び散って大変なことになります。
吹いては研ぎを3回繰り返して今度は赤のスプレーを吹きます。
赤はツヤありなので表面の状態がつや消しの黒より良くわかります。
赤を2回吹いて800番で水研ぎした状態です。漆塗りのお椀ようです。この上にさらに仕上げの赤を吹きます。
このくらいで完成にします。
離型処理
型のまわりと後ろにビニールテープを貼ります。ビニールテープは母型から雌型をはがすときに役立ちます。
ワックスはクリッパー商会で出していたワックスを使います。まだ市場にあるんでしょうか。
離型用のワックスであればワックスの後に塗るPVAが乗ります。以前、油性の靴墨をワックスの代用にしたところPVAが全く乗りませんでした。
PVA(の代用の洗濯糊)を塗ったところです。膜はできているでしょう。
洗濯糊には赤の顔料を混ぜて塗れたかどうかが分かるようにしていたのですが、赤のスプレーで仕上げたので塗れたか塗れなかったかが分かりにくくなりました。
冷房のないラジコン部屋では作業が遅々として進みません。雌型の製作は持ち越しです。