年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

ENYA 41-4C 運用記 プラグクリップ編

 ENYAの4サイクルエンジンはプラグが前傾しているのでポケットブースターとかグロープラグスターターとか呼ばれている製品は使えません。エンジンが露出していればミノムシクリップを使えますがカウルで覆うとプラグコードを使わなければなりません。

 ENYAのサイトにこんなプラグコードが紹介されています。左側はエンジンに付属しているもの、右側は別売りの製品ですがこれらはENYAのプラグにしか使えません。ENYAの3番でも4サイクルエンジンは回りますし(安いし2サイクルエンジンと共用できる)、ENYAでも4サイクルエンジン用の4Cを出していますからそれを使えばよいのですが、4サイクルエンジンの「スタンダード」プラグであるOS Fを使いたいときは困ります。

 既製品もありますし、お値段が高いというわけでもありませんが「これくらいならオレでも作れる」と考えてこんなクリップを作りました。こうした工作をするのが楽しいんですよね。クリップ本体は1mmくらいのピアノ線を曲げて作ります。電極の溝をしっかりくわえることができるように、また、ショートしないように曲げ方を工夫します。ビニール被覆のリード線ではエンジンに触れるところが融けるのでガラスチューブを被せます(画像の白いのがガラスチューブです。ガラス繊維を編んでチューブにして何かの樹脂でほつれ止めをしているアレです)。折り曲げ型は奥まったところにプラグがあるYS63にも使っていました。

 機体に載せたエンジンにクリップを付けるとこんな具合になります。機体に付けるときは強度を確保するためリード線とクリップがつながる部分にシリコンチューブも被せています。ヘッドカバーの後ろの止ねじで丸形端子を付けて、ここにもクリップを付けて機体の外から電気を通せるようにしています。


 こんな簡単な工作でも結構長持ちします(というか壊れたことがない)。こういった工作をしている人はたくさんいるでしょうが公表している人があまりいないようなので投稿しました。

×

非ログインユーザーとして返信する