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キャノピーを本物っぽくする-8、追加工作、パイロット取付け部の見直し

 キャノピーのフレームの塗装が完了してハッチはほぼ完成です。あとは見映えを向上させる工作です。

フレームのリアル感を増す

 このキャノピーはフレームの部分で前後で分割されているという想定ですから(実際に別部品をつなげています)分割線を表現します。
 プラモデルで言うスジ掘りのようなことができないか試しました。

 わざわざピアノ線を削ってけがき用の道具を作りました。


 キャノピーと人形シリーズは行き当たりばったりの工作な上に全くの初体験ですから練習を兼ねてテストピースで実験します。

 結論から言って、僕の技術では塗膜にスジボリするのは無理です。ただ塗料がはがれただけです。
 後知恵ばかりですが、白を吹く前に糸レベルに細く切ったマスキングテープを貼って塗装後にはがすというやり方が良かったのかもしれません(これでうまくいくとは限らないけど)。

 水性塗料で書いてみましたが、いかにも「描きました」という感じだし耐久性は期待できないのでやらない方がましな感じです。

 耐久性がないのは同じですがとりあえず油性マジックで描いておくことにして白のビニールテープでマスキングしました。隙間にマジックのインクをすり込む算段ですがこうしてみるとビニールテープを貼ってフレームを表現した方がリアル感があります。

 マスキングをはがすとこんな感じになりました。リアル感は乏しいのですが「分割式なんだな」という印象を与えることはできます(よね?)。

パイロットの取付け法の再検討

 パイロット人形を取り付けるために付けておいた板を切り取りました。パイロット人形は胴体側に固定してキャノピーを被せるという仕組みに変えました。

 余計な板が無くなってすっきりしました。スイッチを取り付けてある胴枠のやや前にパイロットを配置すればよさそうな感じです。
 ハッチを付け外しするときに邪魔にならないように工夫してパイロットを乗せる細工をします。

 胴体側の仕組みです。パイロットを乗せた部品をハッチを取り付ける前に胴体にはめます。胴枠を前後で挟むことで前後に動かないようにしています。

 ハッチを付けるとハッチの両側の部分でパイロットを乗せた部品が上から押さえられて固定されます。


 キャノピーまわりの工作は細かい修正を除いて完了です(完了にします)。
 パイロットは未完成ですし、計器板の作り込みが甘いのですが僕としてはいい感じになったと自己満足です。

 重さは約40g、スタイロフォーム製キャノピーは約30gですからそれよりは重いしパイロット人形の重さも加わりますがそれほど重くはありません。作って良かったなと感じます。


 ペットボトルキャノピーの限界もわかりました。

 ヘッドレストに写った影の様子です。ペットボトルにもともとついていた金型由来の傷、輸送中や棚に置いてあった間に付いた傷が写っています。写真では分かりませんがラッチの周りにはパーティングラインも見えます。


 所詮ペットボトルの利用は手軽な代替策なのですが、手軽なことが最大の利点だと感じました。実機感皆無のスタイロフォームのキャノピーに比べれば簡単に本物っぽさを出すことができます。

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