新作キャノピー 木目調塗装② ベースカラー塗装、木目入れ本番
木目調塗装用ベースカラーのバルサ色を塗ります。
キャノピーの枠よりバルサの地が盛り上がっていてはおかしいのでキャノピーの枠と木目調塗装する部分が突き合わせになるようにマスキングします(テープを貼るのが難しい)。
この面積に塗装するのなら塗料は1ccもいらないでしょうが、吹き付け塗装ではボトルから塗料を吸い出さなければならないのである程度の量を作らなければなりません。
どうにも塗料がもったいないので木目入れの練習と実験のためのテストピース(テストパネル?)にも塗装することにしました。
電子秤の最小秤量値が0.1gであることを考え、塗料は主剤2g、硬化剤0.2gで作ることにしました。
が、主剤は2.3gまで入り、硬化剤は0.2gまで垂らしたところで止めようとしましたが0.4gになりました。これだけの量を正確に測ることは難しい。
「オレは目分量でウレタンを混合している」と豪語する人の機体もきれいに仕上がっているのを見れば、硬化剤が多少多くても塗膜の性能にさほどの影響はないでしょう・・・多分。
バルサ色を吹いてマスキングを外しました。本物のバルサと比べるとちょっと赤みが強い感じがします。
塗料をMDF板のテストピースに吹いて使い切りました。
この日の塗装作業はこれだけです。何とももったいないのですが塗るものがないので仕方ありません。
木目入れ本番、出来は微妙
木目を入れるにあたってはセンスと技術が問われます。
ウレタンが爪の跡が付かない程度に硬化した後、厚紙とテストピースで木目を入れる最後の練習をします。練習の前に1500番のペーパーをざっと掛けます。
テストピースに木目を入れるとこんな具合です。右の方はまた別の木目入れのやり方を試すときに使います。
改めてマスキングしてキャノピーに木目を入れました。「センスと技術が問われます」と言った割にはセンスも技術も微妙です。練習してもなかなかうまくなりません。
トップコートのミルキーカラー塗料を吹いて見ばえが良くなることを期待します。