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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-10 残念な結果

 25日から寒波が来るということなので、24日に新作の「カー用マフラー流用連装サブマフラー」の実験をすることにしました。

 消音効果がなかった時のことを考えて4作目に5mmレデューサーを付けたサブマフラーもバックアップとして持っていきました。編集の都合でなぜか4作目が機体に付いています。
 午後一番に飛行場に出発です。

実験結果

 クリスマスイブに飛行場に来るのは僕ぐらいだと思っていたら3人来ていました。実験が失敗したら恥ずかしいことになります。
 皆さん一通り飛ばし終わっていたようですぐに僕の順番になりました。
 新作サブマフラーを取り付けて運転してみました。

 最高回転は一時的に9,100rpmが出ましたが、9,000rpmで落ち着きます。アルミ缶サブマフラーのときより回転が落ちています。
 回転が落ちていても静かになっていれば良いのですが音量が全体的に大きくなった感じです。飛ばしてみたら静かに感じるかと思って離陸させましたがそんなことはありません。回りの評価もさんざんです。
 「これまでで一番うるさいね」「機体からも騒音が出てるよ」「こりゃ飛ばせないわ」ということで、飛行場を2往復くらいして降ろしました。
 せっかく飛行機を持って来たのにこのまま帰るのはもったいないので念のために持って来たアルミ缶サブマフラーの4作目に載せ替えることにしました。取付けステーを付け替えなければならないのでちょっと面倒です。


 4作目のアルミ缶サブマフラー、小型サブマフラー、5mmレデューサーに載せ替えて回転を測ると9,300rpmが出ました。音は一段階静かですが「さっきより静かだけどまだうるさい」と異口同音に指摘されました。飛ばしてみてもやはりうるさいし、機体から出ているかもしれないビビリ音が耳に付きます。
 この日は電動機ばかりだったのでひときわうるささが際立ちました。


 カー用マフラー流用連装サブマフラーは、5mmレデューサーを付けても使い物にならないのはあきらかです。アルミ缶サブマフラーも改良の余地があります。


 これまでの苦労は何だったのか・・・

実験結果の考察

 排気口の口径は5mmで共通ですが、今回の結果ではカー用マフラー流用連装型よりアルミ缶サブマフラーの方が消音効果も高く出力の低下も少ないという結果になりました。でも理屈が分かりません。
 アルミ缶サブマフラーの貫通多孔管型が優秀なのは実証できた。でもなぜ?
 2段膨張室タイプのカー用マフラーの性能は悪いのはわかった(排気抵抗が大きく、消音効果が少ない)。でもなぜ?
 マフラーを肉厚にする効果はあるのかないのか?
 サブマフラーに小型サブマフラーを追加するという仕様が良かったのか?


 「車用のマフラーにサブマフラーを付けたら?」という意見もありました。カー用マフラーの8mmの口径をそのままにして(排気抵抗を抑えて)サブマフラーを付けるという考えは試す価値があるかもしれませんが現時点では気力が続きません。


 当面はアルミ缶サブマフラーの消音効果増強策を模索しようかなと思います。

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