こてるRCGFの改修③ 艤装、作業終了へ
こてるRCGFの改修では大物のけりが付いて艤装に取り掛かりますが、艤装の前にやることがあります。
タンク取付け台
タンク取付け台は防火壁に接着していましたが、その部分の防火壁が無くなったので改修しました。
タンク取付け台は固定式ではなくねじ止めです。タンク取付け台が胴体に固定されていると点火ユニットの組込みが無理そうだからです。
取付台と取付台受けをねじで止めた状態で取付台受けを仕切りに接着します。
台の方に離型処理(セロテープ)して取付台受けの方に樹脂を流します。硬化後に「メリメリ」という感じで台をはがします。
防火壁まわり
防火壁回りの工作として、燃料が浸み込むのを防ぐため木の生地が出たところにエポキシ樹脂をベタベタ盛ります。
グローエンジン用のマフラーが付くようにするためかなり切開していますから、そういうところの木口とかに樹脂を塗りつけます。
痛恨のミスをした胴体左舷の穴をふさいだところにも樹脂を塗ります。
こんな感じで艤装の準備が整いました。
艤装
点火ユニットとタンクを積みます。
タンク・点火ユニット室は窮屈ですから順序を追って積み込まないと中身が納まりません。
まず、点火ユニットを積みます。
下の方のスノコにスポンジを挟んでマジックテープで点火ユニットを固定して、その上にタンク台を取り付けます。タンク台を接着していたら点火ユニットを積むのは無理だったんじゃないでしょうか。
次はタンクです。
空気抜きチューブを胴体の下の穴から通して、タンクを固定してからタンク側とつなげます。エンコンリンケージのワイヤとチューブも通しました。
非常にごちゃごちゃしています。小型機(胴体の内のりが80mm弱)にガソリンエンジンを乗せるとこういう苦労があります。
エンジン・マフラー
エンジンも積んでしまいます。
エンジンを積んでマフラーも取付け、エンコンリンケージをつなげ、プラグコードもつなぎました。
エンコンリンケージにボールリンクを使ったのはノイズを拾わない用心のためですがエンジンの積み下ろしのときに付けたり外したりするのが楽です。ここ2、3年はグローエンジンのエンコンリンケージでもエンジン側はボールリンクにしています。
主脚は?
脚取付け台を温存したおかげでカーボン脚も付きますが脚取付け台まわりの強度が落ちているのでピアノ線脚にします。
幸い、ピアノ線脚用の穴は最初から開けてあります。
ジャンク箱から見つくろった脚を付けてみましたが、寸法的にプロペラをこすりそうなので新しいものを作らなければなりません。
カウルの改修
脚を取り付ければ飛ばせるのですがカウルを付けないと飛んでいる姿が間抜けです。が、エンジンまわりの仕様が変わっているのでカウルはそのままでは付きません。
マフラー取付けブラケットのエンジン側が干渉しています。プラグコードもカウルの縁で削られそうですからプラグコードがぶらぶらしないような対策が必要です。
リューターという文明の利器のおかげで簡単に干渉している部分を削れました。
カウルは付くようになりましたがプラグコードの取り回しはもう一工夫必要な感じです。
そろそろ実際に運転した結果のリポートですが、入院中の妻が一時帰宅するのでその受け入れ準備があります。間を置くかもしれません。