FRP製のエンジンカウルを作る⑤ 原型の表面処理-2
FRP製のエンジンカウルの工作は原型の表面処理が続きます。
同じ日にホイールパンツの作業とカウルの作業をしているのでアップする記事が交代交代になります。
表面処理というか整形作業の続き
今回は2回目の研磨からです。
削っている最中の写真です。120番のサンディングブロックでザクザク削っています。表面処理というよりは整形作業の追加という感じです。全体が白く曇れば完成ですがそこまでには至りません。
まだ塗装に進められる状態ではないのでもう一度タルク入りエポキシを盛りました。
3回目のパテ盛りの後で研磨した状態です。全面が曇りガラス状になったわけではありませんがスタイロフォームは固くなったし根気が尽きたのでこのあたりで妥協して塗装に移ることにします。
塗装開始
ホイールパンツの雄型と同様、水性塗料で表面処理します。この辺はいつものとおりの工程です。
タルク入りの水性ウレタンを1回塗ったのですが水性ウレタンだけではらちが明かないと判断して愛用のバルサパテ「Model Lite」でへこんだところを盛り上げました。普通とはかけ離れたやり方ですがラッカーパテより乾燥が早いのでこちらを試しました。
数十分で乾いたので削って見るといい感じです。へこんだところが埋まって平らになっています。ラッカーパテより乾燥が早くて削りやすいのが良いですね。柔らかいんですけど。
色塗装に移ることができますが日が短くなったので翌日の作業になります。
脱線:ゴルゴ13、ガラス越しの狙撃
漫画のゴルゴ13ではデューク東郷がガラス越しに目標を狙撃する場面が良くあります。
でも、ガラスの向こうの目標を正確に照準しても、弾がガラスを破ったら弾道は狂うんですよね。窓際にいる人物のようにガラスのすぐ後ろの目標になら命中するかもしれませんが、かなり離れた目標に当たるのはまぐれでしょうね。