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代替ドープを試す 色ドープ 実験編

 顔料とセルロースペレットをアセトンで溶かした代替色ドープですが、一晩明けたら一様に混ざった感じです。

 酸化チタンは比重が大きいので沈殿します。塗料の缶は逆さにして保管しておいた方がよさそうです。

実験開始

 電動ピコにいきなり塗装するのは無謀なのでテストピースで実験します。

 これは「こてる61」の左翼です。ススキの切り株で穴が開いたところを赤い絹とドープで補修してあります。これで実験すれば赤い絹の上にどれくらい塗れば色が付くかが分かります。


 細い刷毛で塗ってみます。

 1回では赤が透けて見えます。心配していたのですが顔料のダマはできていません。

 2回目で大体色が付き・・・

 3回目で色ムラが目立たなくなりました。

 代替ドープを塗ったところがアセトンでふやけてデコボコしていますが乾けば目立たなくなるでしょう(多分)。
 問題なのはツヤが出ないことです。高温多湿でかぶったのか顔料が多すぎてポスターカラーのような風合いになったのか判断が付きません。
 湿度が低いときに塗り重ねて様子を見ることにします。ツヤが出なければ樹脂成分を多くするかクリヤを上塗りします。


 ところで脱線ですが、一連の写真で白のアクセントの見切り線が曲がっているのにお気づきでしょうか。白のドープを塗ったところが引っ張られてこうなっています。

 今回も乾燥が進むとこうなりました。新たに塗ったところが収縮して皺ができています。窓(下にバルサがない部分)の所なのでドープサイザーを入れた方が良かったかもしれません。ドープサイザーの効き目にも限度はありますけど。

東邦化研のドープにクラックは出ない模様

 乾燥が進んだドープの上に新たにドープを塗ると溶剤の影響で前に塗った塗膜にクラックが入ることがあります。
 エアログロスのドープでその経験がありますが東邦化研のドープに東邦化研のドープを重ねた場合は大丈夫でした。
 今回の実験で10年くらい前に塗った東邦化研のドープの上に代替ドープを塗ったのですがクラックは出ませんでした。
 東邦化研のドープでは大丈夫でしたが代替ドープの上に代替ドープを塗ったらどうなるかは本物で実験するほかありません。

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