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代替ドープを試す 絹張り下地作り-1

 やっと代替ドープの実験が始まります。と言いたいところですがすぐには始まりません。

生地完成へ

 家がバルサの粉だらけになるので整形は飛行場でします。

 飛行場ならバルサの粉をまき散らしても草の肥料になるからいいんじゃないのと思います。

 飛行場の端っこは菜の花畑状態になっています。来週には草の抵抗で離着陸が難しくなりそうです。そろそろ草刈りシーズンです。


 動翼前縁を斜めに削るというような細かい作業は自宅でします。

 120番で削った後のケバを400番のペーパーで取って表面がうっすら光るくらいまで磨きます。
 絹張りドープ仕上げの前にヒンジを仮付けしてちゃんと舵が切れるか確認しておきます。

 ドープ仕上げをした場合の重量の増加を調べたいので重さを測っておきます。特別軽く仕上がっているわけではありません。

 安定板の面積は動翼よりも小さいのですがさすがにフルプランクだけあって重量がかさんでいます。水平安定板(昇降舵じゃなくて)が飛行中に折れたことがあるので軽く作るのが怖いのです。


 絹張りドープ仕上げのときには必ずやらなければならないというわけではないのですが、バルサが下にある所と窓の部分の継ぎ目で絹が破れないように角を丸めます(面を取ります)。
 写真では分かりにくいのですが右側の区画の角はすでに丸めています。左側は加工前で角が立っています。角を丸めるのは結構手間がかかる作業です。

 図示するとこんな具合です。ペーパーをかけるとエッジが立っているとそこから破ける可能性があります。ま、窓の部分をサンディングしなければ破れる危険は少ないんですがね。

下地作りへ

 やっとドープの実験が始まります。

 東邦化研の「サンディングドープ」はまだ半分以上残っています。この前はこの塗料の上澄みをクリヤドープの代替にした覚えがあります。重くしたくないので今回はサンディングドープで木目を全部埋めるということはしません。
 どういうつもりで買ったのか覚えはありませんがホームセンターの「ラッカーうすめ液」があります。アセトンは乾きが早すぎるのでこの「ラッカーうすめ液」が使えればうれしいことになります。

 ところで東邦化研のドープの缶のラベルを見ると成分が「酢酸セルロー」になっていますね。でも英語読みだとしても「セルロー」が正しいんじゃないですかね。


 ドープの塗装では有機溶剤の匂いがきついので屋外ですることになります。

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