こてるRCGFの再生番外編、艤装関連作業、続き
胴体のエポキシ処理のかたわら艤装関連の作業を続けます。
尾輪操向機構
尾輪と方向舵がつながっていると尾輪に外力が加わった場合、方向舵(ラダーサーボ)にも力が加わります。
方向舵と尾輪を細いばねでつなげているのは方向舵に加わる力を緩和するためでした。
F3A用にはこんな製品があります。模型屋さんのサイトからコピーしたものですがニシオカ製です。根元がつるまきばねになったピアノ線で方向舵の動きを尾輪の操向軸?(この部分に名前はあるんでしょうか)に伝える仕組みです。これならマネできるんじゃないでしょうか。
0.7mm(22番?)のピアノ線でつるまきばねを作ります。
どなたかろくな道具がなくてもきれいにばねを作れる方法をご存知じゃないでしょうか?すごく苦労しました。2回失敗しました(生き残ったのも成功作とはいえない?)
頭を飛ばした3mmビスをつるまきばねの半分くらいまで突っ込みます。ナットも仕込ん
でおきます。僕はステンレスのはんだ付けをしたことがないのでビスとナットがステンレスでないことを確認します(ステンレス用のフラックスを使えばいいのかな?)。
うまいことはんだが回ってナット、ねじ、ピアノ線がくっつきました
出来上がりはこんな具合です。尾輪を止めるホイールリテーナーのイモネジの代わりにこれで尾輪の操行軸?を固定します。尾輪の固定には3mmナット用のスパナ(5.5mm)を使います。
素人細工感が満載ですが飛ばしているうちに油とほこりが付いてアラが目立たなくなるはずです(なると思います)。うまくいったら現在尾輪に付いている細ばね用のステーは撤去します。
機首をどうするか
こてるRCGFの機首は62mmのスピンナーが付いても違和感がないスタイルにしたつもりです。
62mmのスピンナーの重さを測ってみると、軽い(しかも安い)GEMFANでも28.8g弱、
高級なアルミ製ではなんと72g、
小型の52mm(OKのABスピンナーの同等品、OEM元は同じ?)でも23.5gです。
エポキシ処理前のカウルの重量が20gを切っているのでこんな重いものをつけるのは許容できません。スピンナーナットにします。
スピンナーナットは14gで純正のプロペラナットより重いのですがまだましです。
スピンナーナット仕様にするとプロペラシャフトを通す穴がきれいでないと見栄えが悪くなります。
前にも書きましたが修正してもきちんとした円になっていません。胴体側はもう直せません(直せるけれどバルサがつぎはぎになってかえって見苦しくなる)。カウルの方でどうにかしなければなりません。
カウルの製作は飛ばせるようになった後まで続くかもしれません。