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世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro、なぜか快調

 RCGF Stinger 10cc RE用のサブマフラー用のテールエンドを作るためにアルミパイプの氷曲げへの2回目の挑戦をしました。
 アルミパイプに入れた水が凍るまでの時間がもったいないので修理が終わった「こてるNGH」を飛ばしに行きました。


 1月28日はエンジンが不調でストレスのたまる飛行だったので、セッティングの見直しと排気系のチェックをしようと考えました。
 以前の調整メモを見返して、高速ニードルの位置を調子が良かった時と同じにしました。

 また、不調の原因が背圧の大小によるかもしれないので7mm、6mm、そして現用の5mmのレデューサーをとっかえひっかえして回転数を改めて取ることにしました。
 レデューサーを付けたり外したりするたびタイラップを外すのですが、何回も付け外しをしているのでロックが甘くなっています(貧乏くさいな)。

 APCの11×6、マフラーはSlimlineのQシリーズ、排気系の仕様をレデューサーなしから5mmレデューサー付きまで変えて回転数を取りました。
レデューサーなし: 10,800rpm
7mmレデューサー:10,500rpm
6mmレデューサー:10,400rpm
5mmレデューサー:10,200rpm
 いずれの仕様でも回転数は最も調子が良かった時と同じかやや低めです。排気口の口径を絞るときれいに比例して回転数が落ちてきます。
 調整メモを見ると1月28日は最も調子が良いときより高速ニードルを半回転余計に開いていました。
 1月28日と違って排気口を絞ってもスロットルレスポンスは悪くなりません。1月28日の運転ではストレスマックスでしたが、2月1日は快調です。結果としては回転数が最高潮のときに近くなった、吹き上がりも良い、ということになりました。吹き上がりの悪さは排気系が原因ではなかったと考えられます。
 高速ニードルの設定が悪かったということでしょうか? 1月28日は結構入念に調整したつもりだったのですが。


 快調に回ったのですがなぜ快調になったのか理由が分かりません。変わったところは高速ニードルの開きです。
 書いている本人がわけがわからなくなっているので読んでいる人はもっとわけがわからないでしょう。


 今回の実験は1月28日の実験の蒸し返しです。振り返ってみると12月3日にも似たような実験をしています。
 11月30日にキャブレターの修理をしてからかなり調子よく回るようになりましたが信頼性のあるデータが取れないので同じような実験を繰り返してその都度結果が違うという迷路を歩いています。


 理由は不明ながら快調に回ることが分かったので実際に使うAPCの12×6に替えました。

 まあまあな数字が出たので写真を撮りました。


 以前の記事でピストンが回転すると書いたように摩耗が進んでいるようです。すでに14ℓ回しているのでグローに換算すればその倍くらい回していると考えることができそうです。
 調子よく回るようになる前にエンジンの寿命が来るかもしれませんがつくづくいじりがいのあるエンジンです。


 課題としては(まだ課題があるのか?)5mmレデューサー仕様での回転の低下が大きいので排気系の見直しをしてみたいと思います。


 気になる現象もあります。右主翼の前縁にオイルが飛んでいます。キャブからの吹き返しならヘッドがもっと汚れていそうなものです。プラグの周りは汚れていませんからシリンダーヘッドから漏れているのでしょうか。

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