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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-8 完成まで足踏み

 新作の「カー用マフラー流用連装サブマフラー」はこんな構成です。シリコンパイプがオレンジ色になっているのはRTVシリコンの液体ガスケットが付いたため、焦げ茶色になった所は排気のタール的なスラッジが浸みこんだ所です。前々作で使ったシリコンパイプを使いまわしているからこうなります*。
 * ここで使ったシリコンパイプだけで数百円になります。マフラーはジャンク品で500円くらいだったと思いますし銅管エルボは1個148円ですからこの構成品の中で消耗品であるシリコンパイプが最も高額になるという納得しがたい状況です。高価なシリコンパイプは劣化して使えなくなるまで使いまわします。


 前部ステーを作り直して機体に仮止めしてみて調子を見ると後部ステーのピアノ線との関係が微妙です。ピアノ線にはめるためにマフラーを後ろに下げるとマフラーの入口側のシリコンチューブの差し込みしろが短くなります。

 マフラーを後ろに下げるのではなく、ピアノ線を5mmくらい前に動かすことにしました。


 ピアノ線はバルサ粉を普通の24時間硬化型のエポキシ接着剤(ボンドEセット)でこねたもの(木粉入りエポキシ樹脂)で取り付けたのですがしっかり食いついています。これを外さなければなりませんが手でこじったくらいでははがれません(はがれるようでは困る)。


 バーナーであぶると臭いが出るしアルミに焼きが回ってくにゃくにゃになる恐れがありますからピアノ線とアルミ板が曲がらないように気を付けてラジオペンチでこじってもぎ取りました。


 愛用の切り出しでエポキシ接着剤をこそげ落として、


 ペーパーで接着剤を完全にはぎとってアルミの表面を荒らします。このアルミはアルマイト加工されています。僕の経験ではアルマイト加工の場合はアルマイトの皮膜を完全に取り去らなくてもエポキシはしっかり食いつきます(食いつくと思います)。


 現物合わせでピアノ線をアルミ板に密着させて(密着まで行ってないかな?)、木粉入りエポキシ樹脂で仮止めします。


 機体に取り付けた状態ですから硬化促進加熱箱に入れることはできません。火の気のないラジコン部屋に24時間放置して硬化を待ちます。


 この後の工程で後部ステーのピアノ線をカーボンロービングで巻いてエポキシを含浸させるとかして取付け部を強化すれば完成ですが、家の仕事や集合住宅の理事会の仕事もありますから実験は年内にはできないかもしれません。

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