無人航空機登録に対する私見
日本ラジコン電波安全協会(RCK)から手紙が来ました。保険の有効期限はまだだよな、何のお知らせかなと思って開けてみました。
RCKによる代行登録
皆さんの所にも来ましたか?
RCKの会員のラジコン機の無人航空機登録をRCKが代行する仕組みが動き出すようです。
ラジコン技術にもそんなことが書いてありましたが本当にやるようです。
RCKには入会金(保険料)を払っているんだからそういうことをやって当たり前だろう、と言うつもりはありません。
入会金以外に新たな代行登録手数料が掛かってもそのくらいのサポートをしてくれるのはありがたいことだと思います。
マルチコプターを持っているラジコンファン
マルチコプターはラジコン飛行機ではないのでクラブによる代行登録はできません。RCKも登録を代行してくれません。
個人で無人航空機登録しないのなら捨てるか室内だけで飛ばすようにしなければなりません。
個人で登録しよう
僕の経験では「ドローン登録システム」のアカウントを取るまでが大変で、そこから先の機体の登録はサクサク進みました。
無人航空機登録の面倒を見てくれるクラブに所属しているラジコンファンでも、上に述べたようにマルチコプターの分は個人で登録しなければなりません。
だったらラジコン機はクラブで登録してもらってマルチコプターは個人で登録するなんてことはしないで全部自分で登録した方が楽だということになります。
プロポのバインドができたりマルチコプターのセットアップができるくらいなら「ドローン登録システム」のアカウント取得など簡単ではないでしょうか。僕でもできたのですから。
RCKはリモートIDでも頑張ってくれ
今年の6月以降に無人航空機登録する場合、RCKに登録されたクラブに所属し、かつ要件を満たすラジコン機でクラブが申告した「特定空域」を飛ばす場合以外はリモートIDの搭載が必須になります。
仲間とも話しているのですが、ラジコンをやっている者が同時に飛ばすことができる無人航空機は1機だけです。機体1機ずつにリモートIDを搭載しなければならない必要性に納得できません。
一人の使用者に一つのリモートID機器を紐づけ、一つのリモートIDで複数機登録が可能で飛ばす機体を変えるたびにリモートIDを乗せるという運用で法律の目的は達成できるんじゃないかと思います。
RCKはこの辺で力を発揮してもらいたいと思います。
RCKの会員であればリモートIDは一人1個で済ますことができるなどの法律の運用を可能にしてもらいたいと思います。