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ヘッドライトの古ぼけ対策(第2段階)

 僕に割り当てられた駐車スペースは生垣に向かって前進駐車するようになっています。

 このため、車の前面の状態を確認するのが難しい状態になっています。
 知らぬが仏ということで去年(令和4年、2022年)の夏までヘッドライトが古ぼけていることに気付かずに幸せに過ごしていました。


 去年の夏にフロントガラスのウロコ取りを始めて、自分の車を前から見て「ヘッドライトもまずいんじゃないの」と気が付きました。
 そこでヘッドライトの古ぼけ対策の第1段階というか実験としてヘッドライトの半分に対してペーパー掛け、磨き、水性ウレタン塗りをして僕なりの成果を得ました。

やっぱり第2段階に進もう

 少し前の投稿では「気にしなければ気にならないレベルです」「う少し劣化が進んだら研磨・水性ウレタン塗りの加工をしようと思います」と書きましたが、広い所に車を停めて改めて見るとクラックはできていないまでも白い濁りがひどくなっています。

 写真の右側が水性ウレタンを塗っていない未処理の部分です。下の方はまだ大丈夫ですが、ボンネットの際のあたりが太陽光線が沢山当たるためか劣化しています。
 クラックが入るレベルまで劣化が進めば研磨が大変ですしせっかくのハードコート層を削り取らなければならなくなるかもしれません。その前に未処理の部分に保護層を作っておくことにしました。また、去年塗った水性ウレタンの保護層のムラもこの際ならしておくことにします。

研磨開始

 駐車場で磨くと人目がありますから飛行場で磨きます。

 飛行場に持って行く道具です。ペーパー、当て木(木じゃないんですけどね)、霧吹き、マスキングテープ、ウエスとかです。
 このほかにとぎ汁を流すための水をポリタンク(ウォッシャー液の空きボトル)につめて持って行きます。

 水研ぎの前の左のヘッドライトはこんな感じです。写真左側の未処理の部分はヘッドライトの上の方がまだら状に白く曇っています。水性ウレタンを塗ったところは一見するとピカピカの光沢になっていますがコーナーポール(下手くそ棒)が邪魔だったのできれいに塗れていません。気を付けてみれば欠陥が分かります。


 未処理部分の曇りを取り、去年水性ウレタンを塗ったところは塗った時にできた縦横の筋をならすことにします。

 研ぎ始めの状態です。研いでみると去年塗ったところのデコボコがはっきりしてきました。雑な作業だったことが分かります。
 1500番でごく軽い力で水研ぎします。力を入れると余計な傷が付くし、この時期では汗みどろになります。
 経験上、1500番なら水性ウレタンを薄めに塗っただけでペーパーの目が消えて表面が平滑になります(800番でも大丈夫かな?)。
 左右15分ずつ研ぎました。コーティング層(ハードコート)を削り取るのではなく、ハードコートの表面の白く曇った(劣化した)部分だけを削り取るのにとどめ、まだ健全なハードコート層は温存します。

 ごらんのとおり全体を曇りガラス状にするということになっていません。去年塗ったところは水性ウレタンが全く劣化していないので凸凹をならす程度で水性ウレタンの層を残します。
 こういう削り方なので光沢がある所と曇っているところがまだらになっていますが、水性ウレタンを塗ることで全体の光沢を同じにする算段です。

塗装、完成

 スポンジブラシで水性ウレタンを塗ります。
 去年の塗装は炎天下でやったので塗ったそばから塗料が乾いてハケ目が出放題でした。それを教訓に日没直前に作業を始めました。

 スポンジブラシでの塗装は、毛のハケよりははけ目が出にくい(ハケじゃないからね)という利点がありますが、強くハケを押し付けると泡ができるという特有の難しさもあります。

 薄く一回塗っただけで1500番のペーパーの目は隠れました。遠くから見るとピカピカしていますが顔を近づけるとデコボコしているところが見つかります。もう少しヘッドライトが冷えてから塗った方が乾燥が遅くなってレベリングが良く効いたかもしれません。
 後の方は1年前に塗った上にもう一回塗った状態になっていますがそちらの方が出来が良いようです。1年後にもう一回重ね塗りしたら前の方も良い出来になるかもしれません。

水性ウレタンに期待する効果

 ネットで公開されている「ヘッドライトをピカピカに戻す方法」は、大抵ハードコートをはがすのが前提です。
 僕はハードコートを極力温存して、ハードコートの層を水性ウレタンで保護することを狙っています。
 水性ウレタンに紫外線を遮断する機能があるのかはわかりませんが、ヘッドライトを作った企業(小糸製作所とかかな?)がせっかく施したハードコートを長持ちさせる効果があれば儲けものだと思います。

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