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ペットボトルでキャノピーを作る-3 ハッチの枠②

 ハッチの枠はできたのですが胴体に付けると後ろの板がブカブカしています。こんなのはよくあることですからがっかりしません。バルサを湿らせた状態で胴体に取り付けて放っておくとかなり直ります。

 この状態で失敗作試作品のキャノピーをあてがって様子を見てみます。このキャノピーの場合、木型の後ろの方までボトルが届かなかったのでこうなりました。
 キャノピーのラインは機体の輪郭にマッチしていますが後ろのラッチが目立ちます。


 キャノピーの重さを量ってみました。

 ワインのボトルは約21g、

 サイダーのボトルは約16gです。
 エポキシ処理前の枠が15gですから合計で30g以上、パイロットを乗せて中を塗装したりすればスタイロフォーム仕様のハッチの31gより重くなるのは確実です。カッコよさのために重量増を甘受することにします。

エポキシ処理を開始

 ペットボトルが確保できるまでにじっくり枠の工作を進めます。バルサの生地のままではいじっているうちに傷だらけになりますからエポキシ処理から始めます。
 いつものとおり、
① バルサ生地へのエポキシ樹脂塗布
② ケバ取り後、マイクログラス張り
③ エポキシ樹脂の追加塗布
 という3工程で進めます。
 エポキシ処理の様子は「こてる32を作る」シリーズにも書いてあります。


 キャノピーの縁と接触するところはへこむとカッコ悪いのでバルサを固めるために樹脂をたっぷり浸み込ませます。

 硬化促進過熱箱にギリギリで入るので作業効率が上がりますが、加熱するとフレームがゆがむ恐れがありますから平らな板の上に置いて重しを掛けておきます。

 せっかく樹脂を混合したのでカウルにも塗り重ねておきました。クリヤのウレタンを吹けばピカピカになりそうです。

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