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こてるRCGFの再生⑬、尾翼の組立て完了、細部の工作

 最近年のせいか夜中に目が覚めるので22日は寝る前に数年ぶりに睡眠導入剤を飲みました。
 飲んでみても夜中に目が覚めるのに変わりはなく、23日の4時半に目が覚めて以降、眠気と倦怠感が続くけれど入眠はできないという最悪の状態になりました。
 しかも久しぶりに飲んだせいか、夜まで薬の影響が抜けなかったので作業が全然進みませんでした。
 24日は薬が抜けたので頑張らなければなりません。


 まずは水平安定板から。


水平安定板

 垂直安定板と同じくバルサ棒材の組み立て式です。左右がイモ付けでは強度的に不安ですから工夫をします。

 工夫というほどのものでなく、中央に補強を入れることと、前縁材を突き合わせではなく斜めに削いでつなぐだけです。

 接着面は直線直角が出るようにするのですが、厚さが10mmともなると時間がかかります。長いものを削るときはサンドペーパー付きのアングル材が活躍します。


 垂直安定板や方向舵と同様、現物合わせで斜めの筋交いを入れるのですが、筋交いの寸法が場所によって違うので水平安定板だけで3時間かかりました。
 アマチュアの工作だから許されるやり方でしょう。


 筋交いの断面を削るのが多少は楽になるように板切れに案内になる線を引いています。この板切れが流用できるように筋交いの角度は30度、60度の角度でそろえています。

昇降舵

 睡眠導入剤の影響で未完成だった昇降舵の組立てを再開します。

 昇降舵も方向舵と同じように組み立てます。後縁材の厚さが4mmですからこれを10mm厚の昇降舵の中心に接着するときは3mmのかい物を当てます(8mmの厚の方向舵の時は2mm)。

 筋交(この場合はリブ?)も入れるのですがこちらは同じ寸法ですから一度に何枚も作ることができます。

 加工した筋交い(リブ?)を昇降舵の枠組みにはめるとぴったりです。これでサクサクと作業が進みました。
 矩形のエルロンのリブもこのやり方で作っています。
 コントロールホーンを付けるところの木目の流れをご覧ください。凝っていますね(自己満足)。


 これで尾翼と胴体下部のヒレ(この部分は何と呼ぶんでしょう?名前がついているんでしょうか?)の組立ては大体完成です。作業開始から1日半ですが頑張れば1日でできるでしょう。
 整形作業はバルサの切りかすや粉が大量に出るので胴体の整形と一緒に飛行場でやります。

細かい作業

 尾翼の筋交いを作っていると根気が尽きますから気分転換にいろんな作業をします。乾燥時間を利用する意味もあります。

機首ブロックの加工

 いつの間にか機首にバルサブロックが付いています。ドライブワッシャと回転センサー(というんでしょうか)が干渉しないように削ります。

 とりあえずエンジンとバルサブロックが干渉しないようになりました。最終的にはエンジンカウルと一緒に整形します。

尾部フィレットの作成準備

 垂直安定板と胴体下部のヒレまわりのフィレットを作らなければなりません。フィレットというには大掛かりで垂直安定板や下部のヒレを固定する支えの機能も持たせる部材です。
 フィレットは色塗装仕上げならスタイロフォームなどの発泡材で作るのですが、クリヤ仕上げなのでバルサで作ります。


 垂直安定板とヒレを付けた状態だと作業がめんどくさくなるのでかなり整形が進んだ後で整形部の溝に垂直安定板と胴体下部のヒレをはめます。

 垂直安定板と胴体下部のヒレになじんで整形できるように8mmのスペーサー(ダミーの垂直安定板)をかませておきます。7mmのスリムライトに厚紙を貼って垂直安定板と同じ厚さ8mmにしてあります。

 最初は水性の接着剤(タイトボンド)で厚紙を張ったのですが乾燥が進むにつれて見事に反りました。完全に乾けば真っすぐになるんじゃないか?とも思いましたがスチロール用の接着剤で接着することにしました。 

リード線用パイプの取付け

 かねて用意のエレベーターサーボとラダーサーボのリード線を通すパイプを取り付けました。
 胴体の窓を塞いだ後に取り付けることができるか検討してみたところかなり難しいことが分かったので窓をふさぐ前に取り付けることにしました。

 パイプを取り付ける穴はタイトに作っていますから差し込みやすいように切り込みを入れて内側に折っておきます。

 サーボ室側の入口に紙の筒が飛び出しているとサーボのリード線を通すときにコネクターが引っ掛かりますから内側に折っておいた切り込みを外側に折り返して接着します。

 折り返しを貼り付けるとこんな具合に花びら状になります。竹串でチョンチョンと接着剤を付けて押し付けます。こうすればコネクターは引っ掛かりません。外から見えないところですから見映えはこのくらいでいいでしょう。
 出口側(メカ室側)は花びら状の加工が難しいので後側から紙の筒と穴の隙間に接着剤をすり込んで固定しました。

再設計が必要だ

 胴体の形ができたので一番かさばる点火ユニットと燃料タンクを仮組してみました。

 タンク本体はかろうじて胴体側板の上端に隠れますが、センサーコードや燃料チューブの処理のためには先代こてるRCGFの設計を変える必要がありそうです。

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