こてる32を作る-29 細かい作業
主翼と水平安定板が生地完成になりフィルムを張れる状態になりましたが、フィルム張りの前に進捗が遅れている工作に手を付けました。
脚取付け部カバー
胴体の前の下側の脚が付いてマフラーが来るところがむき出しではカッコ悪いのでカバーを作ります。組み立てるための案内になるようにエンジンを仮に付けておきます。
この脚取付け部カバーが付くところはマフラーが来たり脚が来たりする関係で設計図を書くのは難しいので設計図は簡単にして現物合わせの行き当たりばったりで作ります。
カバーはエンジンとマフラーを付けたままで付け外しができるようにします。
胴体と色が違うと違和感があるので新品の5mmバルサを使いました。
マフラーができるだけ隠れるようにしたいので厚紙にマフラーのシルエットを写します。
脚取付け部カバーの底板を切り出し、マフラーが通るようにカットします。
胴体にセットして干渉しないか確かめます。
カバーの中にこもる空気を抜くための出口も作りました。
こてる41ではマフラーの排気口の後ろに冷却風の出口を開けたら胴体の下部に付着するオイルが少なくなったのでこてる32でも同様の効果が出ることを期待します。
脚取付け部カバーはカウルと一緒に整形します。
翼端バランスウェイトボックス
エンジンがサイドマウントですから左翼におもりを乗せることになります。板状のおもりを貼り付けようとしても翼端が骨組みにフィルム張りですからおもりを貼り付けるところがありません。主翼のフィルム張りは少し延期しておもりを仕込む仕組みを作ります。
貯めておいたスクラップバルサや合板から材料を見つくろいます。
細かい作業です。孫娘のためにドールハウスを作りたいのでその練習も兼ねます。
ボックス状になったものを翼端材に接着します。
ボックスの周りにフィルムが貼りつく余裕を作ります。
フィルムを張っても出っ張らないように削ります。蓋も一緒に削ってまわりのバルサとツライチにします。
これで主翼のフィルム張りができるようになりました。