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こてる32を作る-28 整形開始、生地完成へ(全部じゃないけど)

 胴体、主翼、尾翼の生地完成が見えてきました。

尾翼

 水平尾翼にヒンジ溝を作って仮付けしました。

 動翼はオラライトの赤で仕上げるのですがホーンバランスまでうまく張る自信はないのでホーバランスは塗装仕上げにして完成後にイモ付けすることにします。

 骨組みに食い違いがあることに気が付きました。へこんでいるところにバルサを貼って修正します。

 目立たなくなりました。動翼はオラライト赤を張る予定なので骨組みが見えますが、これなら修正したことがばれずに済みます。
 水平安定板の前縁にセンターラインを引いて45度に面取りします。バルサカンナを使わないのはどれだけ削れているか目で確認できないからです。

 水平安定板は屋内で整形しました。前縁を削っているところですが、掃除機が必要です。

 45度に削った後はサンドペーパーで丸くします。

 上の方は丸くした後、下はまだサンディングブロックでならしていない状態です。

 水平安定板は生地完成になりました。胴体に仮止めしてみるとぴったり合います。

主翼

 主翼の翼端部も前の方にバルサを足して、主翼本体から滑らかにつながるようにします。
 スクラップバルサを積み重ねて、

 削ってなじませます。ブロックは主翼の前縁の整形に合わせて整形します。

 主翼の前縁を丸くします。切り出しで多角形にしてからサンディングブロック、指で凹面にしたペーパーで削ります。

 まあまあの出来です。


 胴体と主翼を組んだ時に隙間ができると工作精度の悪さがばれます。

 翼根に1.5mmバルサの細板を貼って、胴体との隙間ができたときに修正できるようにします。翼根ではプランク材のバルサの木口が出ている状態ですから強度を上げる効果もあります。

 貼った薄板を翼型に沿ってそいでいるところです。主翼に傷が付かないように切り出しの刃にマスキングテープを貼っています。

 写真の左が前になりますがこちらが密着して後ろが浮いています。ごくわずかに前進角た付いたような状態になっています。
 胴体に組み付けながらチェックしつつ前の方の細板を削って胴体に密着するようにします。

 写真は削った後の状態で、大体密着しています。前縁側の細板はこの薄さにになるまで削りました。細板と主翼の間に隙間がありますが、これはプランク材をけちったためプランク材がリブの外側まで届かなかったところです。

 写真はこてる41の胴体の主翼が当たる部分です。ぴったり合わせても飛行中に機体はわずかに歪みますからこんな具合に擦れてきます。


 サーボベッドがはまる所も細工します。木口が出ているところはバルサの細板を貼って補強します。ここはフィルムを巻き込んで貼る所なので1.5mmバルサの小口のままだとまずいと思ったからです。

 全体にペーパーをかけて生地完成になりました。写真ではわかりませんがプランク材の段差は消すことができました。同じ1.5mmでも厚さに違いがあるのには参りました。

 翼端材の整形も終わりました。1.5mmバルサの骨組みですが縁を厚くして後縁の方にも斜めの支えを入れたのでフィルムの張力に耐えられるでしょう。翼端材の前のブロックのバルサの継ぎ目が等高線状の模様になっています。フィルムで隠れてしまうのが惜しいほどいい味が出ています。
 主翼も生地完成になりました(エルロンはまだですけど)。
 主翼と水平安定板はオラカバを張れる状態になりました。 

胴体

 胴体は今回もクリヤ仕上げです。生地の出来がモロに見えますからマチ針の跡が出ないように水で濡らしてアイロンを当てます。

 水で濡らすとなぜ針穴が埋まったりへこみが残るかと言えば気が水気を含んで膨らむからでしょう。写真でもわかるんじゃないでしょう。あちこちにぶつけてへこんだところを濡らすと乾いた後も膨らんだ状態になります。削れたところはどうしようもありませんがへこんだところは結構直ります。

 垂直安定板の前に小さな穴があります。甲板張りのときに三角形に切った細板の先端が折れたのでしょう。こういう欠陥はある段階でパテで埋めます。

 ラダーのコントロールワイヤの出口はバルサで化粧したのですがめだたなくなっています。
 垂直安定板は8mmの角材、胴体下部のひれは5mmの角材に1.5mmのバルサを貼った構造ですから厚さは同じになるはずですが現実にはそうはなりません。ごまかし方処理法を考えなければなりません。

 胴体下部のヒレは寸法が足りなかったのでバルサを足したのですがあまり目立っていません。うまく整形すれば胴体の曲面ともなじみそうです。

 切り出しで削る作業は屋内でやります。色の違うバルサをくみあわせているので
切出した削りかすが箱根の寄木細工のようになっています。

 ペーパー掛けはバルサの粉が大量に出るので飛行場でやりました。太陽光線の加減で削り具合がよくわかります。

 一気にやろうとすると集中力が途切れますから胴体後部上面の甲板張りと底板の角を丸めるまでで一段落付けました。


今後の作業予定

 主翼と水平安定板が生地完成になったのでフィルム張りができます。生地完成のまま放っておくとあちこちにぶつけて傷ができますからできるだけ早くフィルム張りをすることになります。
 動翼(エルロン、昇降舵、方向舵)の整形がまだです。胴体の整形も未完成です。カウルと胴体ハッチは着手したばかりで、カウルはまだしも胴体ハッチがなければ飛ばせません。

脱線

 せっかく飛行場に来るので飛ばす機体も持って行ったのですが、飛行準備中に変な気配がしたので空を見ると水鳥の大群が飛んでいきます。
 渡りにしてはこれから寒くなるのに北西に飛んでいくのは変だなと思っていたら同じ群だと思う一群が1時間後には東に向かって飛んで行きました。どういうことなんでしょう。

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