こてる26式を作る-29 フラップ用のピアノヒンジ、第2案は失敗
アルミ板でピアノヒンジを作ってみると中々良さそうでした。尾輪カバーなどのパネルの蝶番などに十分使えそうです。
が、飛行中に操作するフラップなどの動翼のヒンジに使うには、アルミ製のヒンジがバルサの主翼にうまく接着できるだろうか、強度的に大丈夫か、という懸念があります。
ということでピアノヒンジの第2案を試作します。ノイズレスチューブを使ってピアノヒンジを作ってみようと思います。
まず、練習を兼ねて試作品を作ります。

内径1.2mmのノイズレスチューブを一定の長さに切り出してコマ?を大量生産します。同じ長さに切れるように簡単な型?を作ってカッターでサクサク切っていきます。

こんな感じでコマをセットします。

ノイズレスチューブのコマが来る分をマークして切り取っていきます。

もう片方にもコマを付けてからピアノ線を抜き差ししてみました。
一見するとうまく抜けたように見えますが、よく見ればノイズレスチューブがピアノ線と一緒に抜けてしまいました。
長々と書いていきましたが、早く言えば第2案は微妙な結果、というよりは失敗です。サル知恵は通用しませんでした。
ということでピアノヒンジは仕切り直しの第3案を模索することになりますがこの段階ではどうするか知恵が浮かんでいません。
これくらいになると「本当に機能するピアノヒンジじゃなくて、ピアノヒンジ風にすればいいんじゃないか」という気になってきました。
上の写真の失敗作も見せかけのピアノヒンジの部材に使えるかも知れません。
気を取り直してピアノヒンジ以外の作業もします。
エルロン用ヒンジの取り付け部を補強します。

ヒンジが来るところの後縁材に3mmバルサを足して厚みを持たせます。

3mmバルサでヒンジの台から突き出たFRP材を包むようにして、

FRP材がはまっているところにバルサの粉をすり込んで瞬間接着剤を垂らします。これでかなり強度が上がります。
二次曲面になる9番リブから翼端リブまでの区画の工作もします。

本当は翼の根元から翼端に掛けて15%から8%くらいまで翼厚を減らしていきたい、つまりプログレッシブ翼にしたいところでしたが、翼端も翼型と同じ約15%くらいのボッテリした翼型になっています。
プログレッシブ翼を実現するための、翼型を連続的に変化させていく方法を教えて下さった方もいましたが本作ではそこまで踏み込めませんでした。次回作に期待です。

翼端区画の処理の準備をします。主桁に相当する部材は曲線を描くようにします。プランク材は二次曲面になじむように切り込みを入れます。

翼端のリブと主桁をセットしてしっかりさせます。

リブと桁にきれいにプランク材がなじみました。後縁材の上側も自然な曲線を描くように削ります。エルロンを付けたままにしているのはこういう工作をしている最中に変なテンションが掛かって主翼がゆがまないようにするためです。

二次曲面の再現は出来たようです。・・・写真じゃ分からないかな?
二次曲面になるところの外板を短冊形に切って再現するという工法は結構使えそうです。緩い二次曲面なら甲板張りより簡単に作れる可能性があります(実際、そういう工法でできている完成機の胴体を見たことがあります)。