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自作パイロット人形を作る-2 顔の造形

 人形の頭の芯をくるんだ軽量紙粘土(ふわっと軽いねんど)が乾きました。顔とは思えない形の物体がどうにかなるのでしょうか。

 試しに削ってみました。「パイロット人形を作る-5、第一部は竜頭蛇尾」では削るのは無理と書きましたが内側に芯があるためフニャフニャ感が減っていて削れないことはありません。また、削ったスタイロフォームの表面に気泡があるためか粘土が芯に食いついている感じです。


 削りすぎて芯が出てきたところに粘土を貼り付け、削ったらまた貼り付け、という具合でて整形を続けます。

 整形作業の途中で断髪エリー(奥)と改造予定のエリーと並べて様子を点検します。スケール的には大丈夫そうです。断髪エリーはの方は髪の毛のセットのし直しと粘土の付着を避けるため頭をラップでくるんでおきます。


 紙粘土は削るとけば立ちます。水で湿らせた筆で撫でると滑らかになりますが限度があります。新しく粘土を盛っても「ふわっと軽いねんど」では粘土細工的な造形は僕には無理な感じです。


 性能や構造的な強度を担当するところではないので重くなりすぎるのでなければいろいろチャレンジしようと考えました。

 別の材料を試してみることにします。フィギュアやドールを作るのに使う造形材料として「石粉粘土」というものがあります。何かの型を取るのにつかえるのじゃないかと思って100均で買っておいたものです(発表会に出品したりメルカリで売ったりするレベルの人は1000円近くの製品を使っているようです)。石粉だけあって重みがありますが表面の造形になら使えそうなので試してみます。
 頬っぺた、おでこ、鼻、あごを再現できるように盛ってスパチュラで整形します。
 人形を作るのが2作目なのにいろいろと未検証な技術を使うとは我ながらチャレンジ精神が旺盛です(無謀ともいう)。僕の感想ですが軽量紙粘土にくらべると石粉粘土はスパチュラでの造形がしやすい感じでした。

 しやすいと言ってもこの程度です。左右非対称で不気味な雰囲気を醸し出しています。こんな出来では完成品にはなりませんから直る所まで直します。紙粘土や石粉粘土の良い所は乾いた後でも水気をたせば修正できることです。
 小学校時代に工作の時間に作った焼き物用の粘土のカバの像は小学校の校長室に飾られるほどの出来でした(自慢タラタラ)。今でもその技量が維持されているかもしれないと期待しましたが、そんなことはありませんでした。

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