年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

ペットボトルでキャノピーを作る-6 実機らしく見せる②、計器板

 僕は正直スケール機製作の経験は皆無ですからこのシリーズの記事は「下手くそが変なことをしてらあ」という感じでご覧ください。

EFISのディスプレー

 ネットで「EFIS、instrument panel」で検索したらイタリアのFlybox社の「Eclipse」という製品がヒットしました。この会社のウェブサイトにきれいな画像がありました。

Eclipse - Flybox Innovative Avionics
 写真ではなくて画像です。右下のつまみに余計な影が付いているのは残念です。ディスプレーの計器の表示を見ると3Gが掛かっていて高い上昇率で上昇していますが速度は108km/hです。どういう飛び方をしているんでしょうか。


 普通紙に印刷したら残念な仕上がりでしたから写真用紙で印刷してみました。

 結構な品質で文字も読み取れます。


 このEFICのパネルの色に合わせて計器板の色を塗りなおしました。


 計器板にEFISのデイスプレーを配置します。

 フェイクのディスプレーを計器板に貼ります。このままではみすぼらしさが醸し出されます。


 透明なプラスチックシートを被せるとリアル感が出ますがプラスチックシートを接着しようとすると僕の技術では写真のように気泡が出てしまいます。

 良い方法を思いつかなかったのでもう一つの画像のディスプレーの部分をくりぬいて枠にして、そっちの方に透明なプラスチックシートを接着して画面にはかぶせるだけにします。写真用紙の切り口は白くなっているので黒く塗っておきます。

 プラスチックを枠の外側に合わせてトリミングして、

 フェイクのディスプレーに枠を被せると立体感が出ます。立体感の表現がちょっと大げさかもしれませんがデフォルメということにします。

 ハッチの枠にはめ込んで胴体に付けて様子を見ます。

 失敗作試作品のキャノピーも乗せてみました。
 Uコン時代を含めて通算40年くらいの機体製作歴の中で初めて作った本格的?な計器板のわりにはうまくいったんじゃないかと思います(自己満足)。
 将来的にスケール機を作るときはディスプレーの後ろ側に小型のLEDを仕込んでディスプレーが光るようにするとかっこいいんじゃないでしょうか。


 細かいことを言えばモデルになった製品のディスプレーのサイズは7"だったのでメートル法では対角線の長さは約180mmです(この考えでいいんでしょうか)。今回作った製品のデイスプレーの対角線の長さは32mmですからEFIS機器に限ればスケールは1/5.6(32/180)です。機体全体は1/5くらいのスケールですからモニターは小さ目ということになります。ま、胴体が細い(薄い)、計器板の幅が狭いという事情でしょうがないと言えばしょうがない結果です。


今後の作業

 こてる32では残念ながらメカとの関係で操縦桿や操縦席横のスイッチパネルやスロットルレバーを作りこむことができません(無理すりゃかなりなことはできそうですけど)。将来的にスケール機を作るときはこの辺を工夫したいところですが、こてる32でもできるところには手を付けたいと思います。
 EFISのディスプレー周辺のボタンやつまみ、また、EFISのフレームの止ねじは印刷されているだけです。そのままだと立体感が出たFEISのディスプレーの表現とのバランスが取れないのでダミーのボタンやらを作ることにします。FEISのパネルの右側に縦方向のスリットがありますからこれも表現することにします。
 また、計器板にはEFISのパネル以外にもいろいろなスイッチやつまみがありますからそれらも資料を集めて作り込んでいきます。


 が、送信機が直ったので飛行場で本当に治ったかどうか確認しなければなりません。キャノピーの材料がまだそろっていないことでもあるし急ぐ必要はないので今日の作業はここまでです。

×

非ログインユーザーとして返信する