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自作ホイールパンツを作り直す 母型の作成⑥

 今日の工作はホイールパンツの母型関係です。

吹き付け塗装

 飛行場でスプレー塗装をしました。

 母型はこんな感じで4個いっぺんに吹きます。

 1回目の塗装でハジキが出ました。「ゲッ」と思いましたが乾いてからさらに吹くと目立たなくなりました。

 4回吹くとこんな具合です。色が付くと凹凸が分かりやすくなります。

 雌型を作るとき耳になる部分がないと作業できませんから半分に割った母型を乗せて耳ができるように土台を作ります。土台がゆがまないように枠を付けますが枠を正確に切るのは面倒なので(というか、僕の技術では隙間ができるので)おおざっぱに切った枠材を貼り付けて後から余分な部分を切り取ります。

 薄い板を水性スプレーで塗装するとそっくり返る恐れがありますから家を片づける時に出てきた中途半端に残っていた緑のスプレーを吹きました。40年くらい前に買ったものですがちゃんと吹けました。4回くらい吹いて使い切りました。

 塗装直後はレベリングが効いて平滑な塗面ができたように見えましたが家に帰ってからシンナーが飛んだ後の状態を見ると典型的なゆず肌になっています。
 溶剤系の塗料は指触乾燥後もどんどん肉ヤセします。この段階で研磨してもやがてデコボコが出てきますからしばらく落ち着かせてから水研ぎすることにします。


 天気が良いので板金塗装屋さんにある赤外線?の乾燥機で焙られるように乾燥が進みます。9時から11時までの間にホイールパンツの赤は4回、土台の緑は5回吹くことができました。

研磨、重ね塗り

 母型の水性赤を研ぎます。軽量化が目的ではないので表面の5割くらいがすりガラス状になるようにします。

 塗面が一番荒れているところはこんな具合です。1回目でハジキができたところをそのまま塗り重ねたところです。

 削ればこんな具合。一様な表面になるまで吹き付け、水研ぎを繰り返すことにします。水性塗料だけに水研ぎすると少し粘るような感じですが研げないことはありません。空研ぎでも溶剤系の塗料のようにカラミ(削られた塗料がねばついてペーパーにハナクソようにくっつく現象)ができにくい感じです。この辺が水性塗料の利点でしょう。

 夕方、もう一回吹きに行きました。飛行場までは行かず、人里離れた河川敷で吹きました。黒で塗ったのにさしたる理由はありません。2回吹きました。

 塗った直後はこんな具合です。いい出来だと思うでしょ?

 乾くとこんな具合です。完成はまだまだです。つや消しなのですが何を思ってつや消しを買ったのか思い出せません。つや消しは塗膜が弱いので艶ありの方がよいはずです。

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