46級新作機を作る 主翼翼端材の細工
主翼関係は一区切りと書いたばかりですが、胴体を再設計することにしたので胴体の図面を引くかたわら主翼関係をいじります。

翼端材を整形します。主翼やエルロンとつながる部分は主翼のペーパー掛けと一緒に行うこととして、それ以外の形を整えます。
エルロンの加工もそうですが、全くの未加工のものを主翼に付けて整形すると扱いに困りますからかなり整形が進んで、最後の仕上げをする段階で主翼にくっつけて主翼と一緒に整形します。

こういう形のものを整形するときは、長方形断面をいきなり丸くしようとすると(僕の場合では)大抵いびつな形になるので、まず45度に角を落した断面をしっかり作ってからに角を落としていくという手順を踏みます。
キャノピーやカウルの型を作るときもそんな感じですね。

主翼と接する部分以外の大部分の場所の整形が終わりました。

これはバルサが足りなくなったところにバルサを貼り付けたところです。バルサの色が変わっているのでバルサを継いだことが分かりますが、同じ色の10mmバルサを貼り付けたところは継いだところが分かりません。セメダインCで接着したおかげです。タイトボンドではこうはいきません。
ま、エポキシ樹脂を含浸させるとこれより目立つようになるんですけどね。
さらにこだわりの加工をします。

ビスとドライバーを通す穴は柔らかいバルサのままでは弱いのでエポキシで強化します。洗浄ボトルのノズルを切ったパイプに樹脂を塗って穴に差し込むと結構丈夫になります。
エポキシだけで強化するとバルサの色が濃くなるのでエポキシにマイクロバルーンを入れて白くし、バルサの粉を加えてバルサの色に近づけます。
なぜこんなことをするのかと言えば、翼端材をクリヤ仕上げにするのでバルサの色を変えたくないからです。

4カ所の穴を強化したら樹脂が余りました。余った樹脂はバルサ部分が欠けたところを補修するために使えるのでガラスの瓶に入れて冷凍庫で保管します。ウレタン塗料の硬化剤や瞬間接着剤も冷凍庫で保管しています。
言っときますが、こういうことは家族の方々の了解を取るか絶対にバレない対策をしておかなければなりません。僕の場合は一人暮らしなので冷凍庫の区画の一部が模型の資材用になっています。
一晩明けて樹脂が固まったのでパイプを引き抜きます。このあたりは余り詳しく書いてなかった覚えがあります。

パイプが短いと力をくわえにくいのでパイプがつぶれないように3.3mmの竹串を差し込んでペンチで優しくこじります。こうすればパイプをつぶさず、傷も余り付けずに抜くことが出来るので再利用できます(このパイプはもう3回くらい使った)。

穴の周りに出来たバリを削り落とせば、

完成です。これでドライバーの軸でこじるようなことになっても穴の縁が崩れにくくなります。エポキシが染み込んだ部分の色合いもまあまあです。全体にエポキシを含浸させるかウレタンを塗ればさらに目立たなくなるでしょう。