コクピットのグレードアップ 新作キャノピーの部はいったん完結
ハッチ本体(キャノピー台)にキャノピーを取り付ける準備をします。

これはラジコンを引退した先輩から譲ってもらったサイレント50(だと思う)です。キャノピーと胴体の継ぎ目が全く分かりません。これに近いレベルにしたいものです。同じ人間のやることですから頑張ればできるかもしれませんが・・・無理かな?
まずキャノピーのトリミングです。
型の上にキャノピーをかぶせてトリミングするところをマジックでマークするのですが、キャノピーをかぶせたり外したりするたびにキャノピーと型の関係がずれる、と言うことになってはうまくいきません。

キャノピーを型にかぶせるとき、前後にはあまりずれませんが左右には簡単にずれます。そこで型に中心線をプロットして、キャノピーに中心線を写してキャノピーがずれないようにした上でトリミングするラインをマジックで引きます。この中心線はキャノピーを取り付けるときの案内にもなります。
僕のキャノピー型は積層構造?ですから中心線がわかりやすくなっているので助かります。
ハッチ本体(キャノピー台)側も細工します。
ハッチの後部隔壁を現物に合わせてトリミングします。

切り出しで大雑把に削って、サンディングブロックで削ります。きれいに?仕上げた胴体に傷を付けたら大変ですから神経を使います。

養生用のマスキングテープがボソボソになるまでこすったということは、隔壁が胴体とほぼツライチになったと考えて良いでしょう。

今後の工作でハッチを付けたり外したりの機会が多くなりますから、この際、後部のラッチの工作もします。ラッチのピンを前進させて後部隔壁にピンの位置をマークして穴を開け、ピンを受けるノイズレスチューブを仕込みます。こんな簡単な細工でもキャノピーをつかんで機体を持ち上げられるくらいの強度があるので最近の機体は全部この方式です。
次は後部隔壁やその他のキャノピーが当たるところをキャノピーの厚さ分だけ削っていきます。

とはいってもそんなに精密なことはできないのでキャノピーが当たるところを一皮むくくらいです。

ハッチの後隔壁のところはきれいに収まりましたがキャノピーの下の部分に隙間ができます。言い訳がましいのですが、こういうところはいくら頑張ってもきれいにトリミングできないものです。キャノピーを取り付けた後にパテでふさぐ方が簡単です。
完成が見えてきたところで出来映えをチェックします。

左が現行、右が作成中のキャノピーです。ボトルのリブに起因するデコボコがないのでキャノピーを通して見る象のゆがみが少ないことが写真でも分かると思います。
本人としては「やって良かったな」という出来です。出来の悪いARF機に付属しているキャノピー並みにはなっています。「あんまり変わらないんじゃないの」とか「上空に上げたら分からないよ」とかいうご意見は受け付けません。
これで行けるな、という感じですから仕上げの工程に移ります。

ハッチ(キャノピー台)の表面処理にはいつものエポキシ樹脂を使います。1g、2g単位で樹脂を使うときはセメダイン1500を使います。

せっかく樹脂を混合したのでキャノピー型にも樹脂を塗っておきます。この型で何機分かキャノピーを作りたいし、真空成形用の型にするかもしれないので耐久性を上げようという魂胆です。
硬化促進加熱箱のおかげでエポキシ作業がはかどります。

ハッチの前方にグラスを貼りました。グラスを貼るのはバルサをプランクしたところだけです。樹脂がセメダイン1500ですから作業性が悪いですね。

主剤・硬化剤合計1gでグラス貼りができました。グラスを貼った状態で硬化促進加熱箱に入れると気泡が出て悲惨なことになるので室温で硬化させます。
このあと、キャノピーを取り付けるのですが、キャノピーを取り付けるやり方は他の透明キャノピーと同じなのでキャノピー回りの工作について改めて記事にすることはないかもしれません。同じネタで何回も記事を書くのもどうかと思いますしね。記事にするにしてもキャノピーの段差の埋め方くらいでしょう。
ということで「コクピットのグレードアップ キャノピーの部」はいったん完結になります。
完結するので今回の作業の結論をまとめれば、
・ リブが入っていない(少ない)ペットボトルを使えばきれいな作品ができる。
・ キャノピーの寸法は入手可能なペットボトルの寸法に合わせると苦労が少ない。
ということでしょうか。