年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

こてるRCGFの再生⑤ 防火壁前のブロックの組立て、側板内張など

防火壁まわりのブロック

 新造のエンジンマウントと回収した防火壁、脚取付け台を接着してブロックにします。

 エンジンマウントを防火壁にエポキシで接着します。厚紙の支えをグルーガンで仮付けして直角を出します。こんな他愛もないことで結構正確に組み立てができます。


 出来上がったブロックにエンジンを載せて、図面の上でタンクや点火ユニットをどう配置するか決めます。
 先代のこてるRCGFより胴体の高さが減った(胴体の深さが減った)のでかさばる燃料タンクや点火ユニットの配置を再検討する必要があります。
 機体が小さいので非常に窮屈です。硬い燃料チューブやプラグコードに変なテンションが掛からないようにします。エンコンのリンケージも点火ユニットやタンクに干渉しないように通さなければなりませんからパズルのように頭を使います。
 ハッチ(キャノピー)の構造も再検討しなければならなくなったので設計図を引き直しました。


 エンコンのリンケージは多少曲がっても操作できるように自転車のギヤチェンジ用のケーブル(ブレーキ用のケーブルでは太すぎる)を使いました。端末に抜け止めのため真鍮パイプを短く切ったものをはんだ付けしています。
 エンジン側のスロットルレバーはリターンスプリングが付いているのでフルスロットル側に引っ張る専門のリンケージで大丈夫です(刈払機のアクセルレバーと同じ)。


 プラスチックのボールリンクのチップを使っているのは雑音を拾わないための用心ですが「そんなに気を使わなくても大丈夫だよ」という話も聞きました。

機首の内張り

 胴体側板は3mmバルサ。32クラスのグローエンジン機では内張を省くことがありますがガソリンエンジンですから1.8t(実測、商品ラベルは1.5mmになっていた)の合板で内張を作ります。

 図面を切切り抜いて型紙を作り、合板を切り出します。


 切り出した合板に図面から切り抜いた部品図をスティック糊で貼り付け、2枚一緒に整形します。

 肉抜き穴やカンザシパイプが通る穴は細いドリルで開けたたくさんの穴をつなげていくというやり方で開けます。


 当たり前ですがカンザシパイプの穴はこのように歯車状になっています。


 家にある丸いものでギザギザを滑らかにします。結構簡単に曲線の穴あけができますから糸のこ盤の必要を感じません。


 カンザシパイプが無理なくはいるようにします。後の工程で誤差が出てきますから無理してやっと入るよりガタがあった方がましです。
 

 肉抜き穴もあけます。大して軽くはなりませんがチリツモ効果です。それよりも肉抜き穴を開けて半端な部材を確保するのが狙いなようなものです。切り抜いた半端な材料を利用して1.8tの小さな部品を作ることができます。
 サラの板材から小さな部品を切り出すのはもったいないですからね。

 肉抜き穴のギザギザも滑らかにします。機能に影響しないところですがこういうところで手を抜くと「この辺でめんどくさくなっちゃったね」と厳しい指摘を受ける可能性があります。

 2枚まとめて加工してから開きます。ごらんのとおりマスキングテープの表面同士が接着するようになっています。同じ形の部品を作るときはこんな工夫をしています。

×

非ログインユーザーとして返信する