こてるRCGF-2の製作-14 かんざし受けパイプなど

こてるRCGF-2の胴体は甲板張りの宿命で針穴だらけになっています。色塗装なら埋まりますし、クリヤ仕上げでもリベットのように見えていいじゃないのとも思いますが(そんなこたあねえよなあ)なるべく目立たないようにします。

小筆で水をちょんちょんと含ませて低温のアイロンを触るか触らないかくらいに軽く当てます。アイロンを強く当てるとアイロンの跡が付きます。

左から、処理の前、水を含ませた後、アイロンを当てた後の状態です。結構目立たなくなります。
この後整形、ペーパー掛けをすればさらに目立たなくなります(そうなりゃいいなあ)。ただし、接着剤が染み込んだところはバルサが固くなってしまってふやけないので元に戻りません。
このほかの胴体の細工も進めます。
胴体側のかんざしを受けるパイプを作ります。別にパイプにしなくても胴体側面にかんざしがぴったりはまる丈夫な穴を開けるだけでも良いのですがかんざしを抜き差しするにはパイプを仕込んでおく方が楽です。

かんざしにポリラップを巻いて離型処理してクラフト紙をきっちり巻き付けます。

クラフト紙をきっちり巻いてあればテグスを巻く必要はないのですが念のためにテグスも巻きます。

エポキシ樹脂を塗ります。接着剤であるセメダイン1500ですから積層用の樹脂のようにすぐに浸透することはありません。

硬化促進加熱箱にセットして硬化を待ちます。硬化促進加熱箱を準備したりしている間に結構樹脂が染み込んできました。

硬化したパイプからかんざしの型にしたアルミパイプを抜いているところです。抜く前にテグスはペリペリと剥がしてテグスの跡の出っ張ったところを軽くならします。

アルミパイプの端面を案内にしてトリミングします。

できあがったかんざしパイプはかんざしと同径のアルミパイプにはめておきます。クラフト紙に樹脂を染み込ませただけのヘナヘナのパイプですからつぶしてしまわないための用心です。

せっかく樹脂を混合したのでエンジンルームなどにも塗っておきます。
樹脂を塗った胴体主要部は手を付けられないのでメカ室ハッチ(キャノピー代用)とタンク室ハッチの工作を始めます。
作り方はこてるNGHと同様で、メカ室ハッチの外板は一次曲面ですから一枚板を巻く構造、タンク室は二次曲面になっているので甲板張りです。

メカ室のハッチの枠を作っているところです。

メカ室のハッチの枠を切り出します。胴枠と同様、幅は現物に合わせ、高さは図面どおりにします。

メカ室ハッチは同じ形の物が3枚ですから3枚重ねて整形し、

枠に接着します。
メカ室ハッチに外板を張る前に先端に胴体に付けるときのノックピンを取り付けます。

ノックピンは2mmのカーボンロッドです。バルサの粉を盛って瞬間接着剤を垂らして固めます。この程度の細工でもキャノピーをつかんで2kg以上の機体を持ち上げることができます(キャノピーをつかんで振り回したら危ないかな?)。

カーボンロッドそのものがノックピンになるのではなく、さらにノイズレスチューブをかぶせます。
こういうところにノイズレスチューブをかぶせておけば、ノイズレスチューブが摩耗して痩せてきたらペンチでひねって外して付け替えることができます。「そんなこと気にしなくてもいいんじゃないの」と思われるかもしれませんが、実際に取り替えたことがあります。この機体は大事に飛ばして長持ちさせたいのです。

タンク室ハッチの組み立ても始めました。写真左下のつぎはぎのバルサは、1mmバルサの切れ端をかき集めてバルサ合板を作っているところです。ついに1mmバルサがなくなりました。
火曜日は雨で飛行場に行かなかったので作業がかなり進みました。夕食後にはエンジンルームに塗ったエポキシ樹脂が硬化したのでこの日の最後の作業としてかんざし受けのパイプを胴体に取り付けます。

チェックしてみると胴枠が引っかかりそうなので削ります。僕の工作技術では、こういうところはブカブカに作って隙間を接着剤で埋めた方が精度が出ます。

かんざし受けのパイプとかんざしを仕込んで0.25mmから0.5mmくらいのガタが出るくたいの、いい具合の隙間ができていることを確認して、

ジグで位置決めします。今回、主翼の取り付け位置を10mm上げるため、ジグと胴体基準線の間に10mmのスペーサー(8mmの角材と2mmのアイスの棒)をかませています。

ジグに隙間が出ていないことを確認してかんざし受けパイプを固定します。取りあえずは点付けで位置が動かないようにして、このあと胴体側板付近をエポキシで強化します。