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こてるRCGFの再生㉜、マイクログラス貼り③

 胴体の最後のマイクログラス貼りです。

何回で貼るか

 やり方によっては2回くらいで済ますこともできますが、時間がかかっても作業しやすいことを優先した結果、こてるRCGFでは5回に分けて貼ることになりました(機体の構造によって違う)。
 能率を追求してできるだけ少ない回数で貼ろうとして2回(胴体の左右で2回、胴体の中心線で継ぎ目を作る)とかで貼っていましたが、小分けにして貼った方が集中力が続いてしわとかが出ないような気がします。

グラスとグラスの継ぎ目の処理は?

 3回目のマイクログラス貼りの後の胴体後部です。
 400番の耐水ペーパーでマイクログラスをトリミングします。


 端っこは面取りを兼ねてサンドペーパーで削って切り落とします。


 重ねたとところはマスキングテープに達するまでサンドペーパーでこすって削ります。
カッターで切るとかよりは楽です(と思います)。


 トリミングが終わるとこんな感じ。サーボの窓と水平安定板がはまる穴はウレタンクリヤを吹いた後に開けます。


 重ね代は2mmくらいでヒノキ材の上に継ぎ目が来るようにしました。ヒノキ材の真ん中あたりに1枚目のグラスの端が来てそれに2枚目のグラスがかぶさり、2枚目のクロスの上の端がヒノキ棒の上の端に一致しているという具合です。
 白くなっているのは水研ぎしてグラスの繊維がささくれだったところです。この上に樹脂を塗って塗装すればほぼわからなくなります。
 ヒノキ材の上でないころでつなげたら分かってしまうでしょう。継ぎ目は指で撫ぜれば「あるかな?」という感じがしますが写真ではほぼわかりません。
 色塗装なら継ぎ目を気にしなくても塗装しているうちにわからなくなりますがクリヤ仕上げでは気を付けなければなりません。

作業中断

 快晴微風、暖かくなるということでグライダーを持って飛行場に出かけました。
 飛行場の下の砂地の河原の帯状のエリアにサーマルが沢山出ていました。

 送信機でモーターランの時間が分かるようにしていますが、53秒(4分引く3分7秒)のモーターランで20分以上飛ばすことができました。写真をアップしましたがわかりませんね。
 送信機用のオリジナルスペシャルストラップをご覧ください。パラコードを使って作りました。


 飛行場から帰って昼食をとって作業再開です。


4回目と5回目(最後)のマイクログラス貼り

 胴体前部両側面を右と左の2回に分けて最後に貼ります。
 日差しがあるので夕方までに固まるだろうと考え左舷を貼って車の中に入れました。3時間くらいで硬化したのですが、

 火ぶくれ状のブツブツができました。気泡ではないのですが樹脂がクロスを持ち上げているような感じです。ペーパーを掛けたらそこだけグラスの目が消えました。この後の工程で目立たなくなれば良いのですが。
 気を取り直して右舷も貼りましたが車の中には入れないことにします。


 機首のきつい2次曲面に貼るのは面倒です。こういうところは切り込みを入れればきれいに仕上がります。・・・が、

 側板を張ったクロスを自然になじませて、クロスが届かないところはグラスの端切れをクロスが張ってない場所ができないようにペタペタ貼りました。

 ブラシでつつくと結構うまくなじませることができました。バルサの継ぎ目もありますし、ペーパーを掛ければクロスの継ぎ目は目立たなくなると思います。

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