こてるRCGFの再生⑱、機首ハッチ(製作編-2)
朝になって胴体側のヒンジの状態を確認すると完全硬化はまだですが取り扱える状態になっていました。
離型処理したアイスの棒をメリメリッと外すことができました。離型材としてのセロハンテープは優秀です。
胴体側の工作
ハッチ側の工作の前に胴体側でできることをやっておきました。
給油チューブとセンサーコードを通す溝を防火壁に加工します。
タンクとエンジンを乗せて配管と配線の様子を確認しました。
T字ニップルを使ったのは正解で、チューブの取り回しがコンパクトになりました。
ピンクのチューブはホームセンターの農機具コーナーで買ったものです。「オレも使ってる」という人がいます。タイゴンより熱に弱い感じですが柔らかいので給油口の栓を抜き差しするのがかなり楽です。
作業しているうちにエポキシ接着剤の硬化が進んでハッチ側のヒンジの羽を外せる状態になりました。
余計なところまでエポキシが回ってバリができています。これをきれいにし、ヒンジがスムーズに動くことを確認してハッチ側のヒンジの細工を始めます。
ハッチ側のヒンジの工作
ハッチ側のヒンジを受ける部材を仮付けして様子を見ました。ヒンジの羽を三角材で挟む構造です。
位置を決めてエポキシ接着剤で三角材にヒンジを取り付けます。エポキシ樹脂が流れないようにバルサ粉を混ぜます。ヒンジがへこみにおさまっているように見えますがヒンジが当たる所以外を1.2mmバルサのスペーサーでかさ上げしただけです。
今日は日差しがあるので青空駐車の車の中で硬化させることにしました。
6時間くらいおいて日が傾いたころ取り出すと爪を立てたら跡が付く程度まで硬化していました。
ヒンジの機能を確かめるといい具合です。
これは閉じた状態、
開けた状態、90度以上開けそうです。
ピアノ線を抜いて取り外した状態です。
この状態からもう一本の三角材でヒンジを挟む形で角材状にします。こちらはハッチの左舷側になります。
ハッチの掛け金機構の工作
エポキシの硬化を待つ間、掛け金の仕掛けを仕込む右舷側の工作をしました。
先代のこてるRCGFでは掛け金まわりのFRP板が見えましたが見えないようにバルサでカバーすることにしました。
バルサやらヒノキ棒やらの部材をつぎはぎして角材状にしました。
右舷の掛け金機構側と左舷のヒンジ側を仮付けしてみました。ちょっと寸法を間違えたところがありますがイメージ通りにいって一安心です。
右舷と左舷の間に板を渡して四角形の枠にしてハッチの1段目にしますが、夜の作業になります。エポキシ接着剤の硬化を待ちながらの作業ですからなかなか進捗しません。
細かい作業
エポキシを硬化させている間にハッチの右舷側の工作のほか水平尾翼の外形を整えたりしました。
型紙を作って左右同じ形になるように削りました。